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【ラグビー】『一生に一度だ』まであと5日 [スポーツ(ラグビー)]

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ラグビーワールドカップ 開幕試合 日本VSロシア 9月20日(金)19:45キックオフ

於)東京スタジアム


『4年に一度じゃない 一生に一度だ』のキャッチコピーで注目を集めてきた世紀の

イベントですがいよいよ開催まで1週間を切りました。

日本代表の活躍が期待されていますが、決勝トーナメントに進出できるかが特に話題

となっています。

日本は予選ブロックではプールAに属しており決勝トーナメントへの進出を果たすため

にはこのプール内で2位以上を確保する必要があります。

直近の世界ランキングから評すると日本は10位なのでアイルランド(1位)スコット

ランド(7位)についで3番手に数えられ実力以上の力を発揮しなければ厳しいという

ことが明らかなわけです。

しかもラグビーは野球やサッカーと比べて実力を有したチームが勝利する確率が高く

番狂わせが少ないスポーツとも言われているので冷静に考えたら日本代表が決勝トー

ナメントへ進出するのはかなり難しいことと言えます。

その上ここにきて先日行われた世界最強チームのひとつである<南アフリカ>とテスト

マッチで対戦した際エースの福岡選手とマフィ選手がケガを負い戦力ダウンを余儀なく

される状況が勃発しました。

7月から8月にかけて行われたパシフィックネーションズカップ(日本が3勝0敗で

優勝)でこの二人の選手は絶好調だっただけに非常に気がかりです。(マフィ選手は

開幕戦には間に合うようですが・・)


   前回大会では南アに勝利して史上最大の番狂わせを演じた日本が3勝(1敗)を挙げ

ながら決勝トーナメント進出は果たせませんでした。

それはポイント制によるものだったからです。

南ア、スコットランド、日本が3勝1敗で並んだもののポイント差で3位となったため

ラグビーワールドカップ史上(といってもまだ歴史が浅く8回の開催)予選プールで3勝

を挙げて決勝トーナメントに出場できなかった初のチームとなってしまったわけです。

日本はボーナスポイントの差で南アとスコットランドの後塵を拝したのです。

1試合で4トライ以上、負け試合でも7点差以内の場合に1ポイントが付与されますが

日本が挙げた3勝のうち残念ながら4トライ以上での勝利は1試合としてなかったので

この差が生じてしまったわけなのです。

そこでこのポイントを選手全員がよく理解しコンセンサスを得て試合に臨むことが非常

に重要になってくる、特に初戦のロシア戦で。

この試合ではただ単に勝利するというだけでなく世界ランキング20位の相手に必ずや

4トライ以上を獲得することが必須であると考えます。

  

   話は横道にそれますが、先日NHKテレビの人気番組<チコちゃんに叱られる>でラグ

ビーが取り上げられていました。「どうしてラグビーで得点するとき『トライ』と言う

の」という内容ですが、これはもともと「トライ」では得点にならずトライ後のゴール

キックで初めて得点とされるのでそのためのトライ=挑戦、という意味をなしていた、

という解説を披露しておりました。

また現在トライの得点は5点ですが20年ほど前までは4点でした。

ラグビーワールドカップの出場選手は今でこそプロ化が容認されいますが32年前の発

足時にはまだ認められていませんでした。

ラグビー協会は競技スポーツの中で最もアマチュアリズムにこだわってきたとされて

います。(現在放映の人気番組<ノーサイドゲーム>でも揶揄されていましたねw)

そのアマチュアリズムの精神の中でラグビーの試合は<定期戦>を重んじられてきた歴史

があります。

これはトーナメント戦のように興行に重点を置いた勝ち抜きして優勝を争うというもので

なく、年に1回対戦相手をリスペクトした上で真剣勝負を行い、試合後は敵味方関係なく

お互いを讃え合うという風習が重んじられてきたのです。

事程左様にラグビーはルールや得点内容など常に目まぐるしい変遷を遂げてきました。

前回ワールドカップでは日本としてはとにかく勝利することに重きを置かれたのでポイン

トを重ねて試合を進めるという考えにまで正直到達していなかったのかな、と思います。

今回の戦いではプールAで実力最下位のロシアに対して是が非でも4トライ以上で勝利

してボーナスポイント1を確保しておくことが必須と考えます。

ランキング1位に躍り出たアイルランドを倒すのは極めて難しいので最終戦のスコット

ランド戦でお互いが2勝1敗だった場合もし引き分けたら勝敗で並ぶのでその時は4年

前のようにポイントの高いチームが決勝トーナメントへ進出することなります。

その時のためにも、ロシア戦に於いては4年前のサモア戦のケースを教訓として後半残り

10分強で21点差となりペナルティを得たような場合はショットを狙わずトライを取りに

行くべきではないかと考えます。

          ◇                    ◇                    ◇                    ◇               ◇

   さて日本代表がワールドカップでどのような成績を収めるのか、元プレーヤーや評論家

などが様々な意見を述べており、でもその殆どが決勝トーナメント進出を謳っています。

私も予想と言うよりは願望を込めてその意見を大切にしたいと思っているのですが、物事

得てして楽観論が先行しているときに落し穴にはまりがちです。

逆にあまり期待をしない時に思いのほか嬉しい結果が到来したりします。

前回の南ア戦がしかりだし、昨年のサッカーワールドカップでどれだけの人が日本の決勝

トーナメント進出を予測したことでしょう?

2勝2敗で予選プール敗退はまだしも、ワタシの頭の中では第3戦のサモア戦に敗れて1勝

3敗に終わるのではないか、という後ろ向きなイメージが見え隠れして困っています。

マフィ選手と福岡選手の早期復活を祈ってベストの布陣で臨んだジャパンが何とか予選

プールを突破して、そして4年前のような奇跡を再度起こしてベスト4まで進出することを

夢見ています。



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【ラグビー】ワールドカップまであと37日! [スポーツ(ラグビー)]

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8月10日(土) ラグビーパシフィック・ネーションズカップ(以下PNCと

記します)結果      


                         日本代表VSアメリカ代表

                  34     20


[PNC・・・世界でラグビーの実力レベルがBクラス(ティア2と表しています)

  と評されている国代表チームのうち環太平洋に位置するチームが集まって毎年

 行われている大会]


この試合で日本は4トライを奪いましたが、いずれのトライも見事というほか

ありません。

まず1本めですが、これは開始間もなく敵陣でペナルティを獲得するもそこで

確実に3点が見込めるペナルティゴールを狙わずにタッチへ蹴り出し、そこから

のマイボールラインアウトで堅実なモールを形成してそのままひとつの塊りと

なって前進して行きゴールを割りリーチ・マイケル主将がトライ、先制点を叩き

出すという自信に満ち溢れたプレーを披露してくれました。

そして2本めは細かいパスを6回つないで最後はフィニッシャー福岡選手の独走

トライでケリをつけましたが、この一連のプレーで最も輝いたのは何と言って

も堀江選手のノールックパスです。

敵方アメリカからすればフロントロー(=スクラムの最前列)である堀江選手が

ボールを持って向かってくれば当然激しくクラッシュして来るだろうと想定する

ところをあり得ないような角度で真後ろに走りこんできた田村選手へのトリッ

キーなパス。

このプレーのおかげで生きたタマが素早く大外につながり、結果松島選手から

福岡選手へと渡り芸術的なトライが生み出されたのです。

そして4本めのトライもやはりつなぎに徹した見事なものでした。

ここでの殊勲者は何といっても山中選手でしょう。

彼はワールドカップの最終選考で当落線上の立場に居ると言われています。

にもかかわらずこの試合の前半でキック処理の際ノックオンという手痛いミス

を犯してしまったのです。

並の神経ならここでへこみその後のプレーは委縮してしまいがちになるところ

を、この場面では福岡選手のカウンター攻撃からのタックルドボールに対して

まったくスピードをゆるめることなく拾い上げてそのまま敵陣22Mラインま

で持ち込んでからタックルを浴びながらもオフロードパスでつなぎ最後は忠実

にフォローしてきたリーチ主将のトライで締めくくったのです。

日本代表がこういったつなぎのプレーを繰り出すことができる所以はひとえに

エディージョーンズのときよりも更に厳しいと言われた合宿をおよそ1か月に

わたり遣り切った賜物と言えるでしょう。

           (PNC 日本VSアメリカ ハイライト)
さて、この勝利で日本はPNCにおいて8年ぶりとなる優勝を収め9月20日
から日本で開催されるワールドカップに弾みを付けた格好の結果となりました。
しかし・・・
ここでいやな記憶が蘇ったのです。
8年前の2011年、日本がPNCに於いて初優勝を果たしたとき、その直後
から始まるワールドカップでの活躍が大い期待されました。
しかしふたを開けてみれば0勝1分け3敗と大きく期待を裏切る結果に・・
しかもその内容が残念だったのは例えばPNCで勝利していた<トンガ>にワー
ルドカップでは18-31と完敗を喫したのです。
これは結果的にはチームとしてのピークがどこなのか、当時の日本代表は決し
てそんな思いは無かったにせよPNC初優勝という結果にどこかスキが生じてた
のかも知れません。
(思えばこんな記事を挙げておりました。2011年10月23日)
それに比して好対照の結果が4年前です。
あの史上最大の番狂わせを演じた日本代表・・決勝トーナメントには勝ち点の差
で出場が叶わなかったのですがワールドカップでの戦績は見事3勝1敗でした。
直前に開催されたPNCでは予選プール1勝2敗かつ順位決定でトンガに敗退と
まったく冴えなかったのですが、鬼才エディージョーンズのマネジメントはあく
までピークをワールドカッップ一点に絞った戦略の結果と言えるのではないかと
考えます。
でも悲観することはまったくありません。
8年前と現在の日本代表では攻守の際の「当たり(クラッシュ)」が見違えるほど
強固になっているため戦い方に安定感が見い出せるからです。
これはもともと体格や運動能力に優れた海外出身選手が日本代表として戦う人材
が増えた(この点については相変わらずラグビーウォッチング経験の少ない方を
中心に批判が多いところではありますが・・)ことにもよると思うし、また20
16年から<スーパーラグビー>に日本が<サンウルブズ>として参戦したこと
によりNZや豪州、南アフリカなどの世界ラグビー最強国グループの選手たちと
のコンタクトが増したことにほかならないでしょう。
ということで現在世界ランキングが9位と3年前と同様過去最高まで昇ってきた
日本代表、同プールのロシア(同20位)とサモア(同16位)に着実に勝利して
願わくばアイルランド(同3位)スコットランド(同7位)をも破り悲願の決勝トー
ナメントへの扉をこじ開けて欲しいものです。
                    ◇                    ◇                    ◇
さてマニアックなラグビー談義から一転してお茶の間でも楽しめるテレビドラマ
の話題に移ります。
TBS日曜劇場が今すごく熱いのです(いつもですね・・苦笑)
<ノーサイドゲーム>原作/池井戸潤  主演/ 大泉洋
ワールドカップ開催直前に放映が開始となったこのドラマはラグビー盛り上げの
ために作られたこと間違いないでしょう。
また当代きっての売れっ子作家・池井戸潤氏の書き下ろし小説を原作としている
ことからして注目される要素は揃っています。
ラグビーウオッチャーのワタシとしても第1話からくぎ付けとなって視聴しており
ストーリーは池井戸得意の大泉扮する君嶋隼人が企業戦士としてもがきながら闘う
側面とひとつのラグビーチームとしての成長を遂げてゆく側面をうまく融合させて
描いているのですが、何よりも驚愕したのはラグビーの練習や試合風景がリアル過
ぎるところなのです。
まるで本物を見ているような錯覚に陥るほどクオリティが高いのです。
なぜだろう・・・答えは演じている役者たちがみな経験者なのです、いや経験者を
通り越して<廣瀬俊朗>をはじめラグビー日本代表まで上り詰めた選手たちがゴロ
ゴロ出演しているのです。
ご存じ<廣瀬俊朗>は前日本代表キャプテンです。
第1話を観ていてまさか当人が出演しているとは思ってもいなかったのでずいぶん
似ている役者が出演しているなあと目力の強さなどの演技に感心していたら本人だ
と知り、腰を抜かすくらい驚きました。
なぜならセリフこそ多くなかったもののとても昨日今日役者を始めたような演技には
見えなかったので。
その他準主役級の<高橋光臣>や<林家たま平>にせよ日本代表とまで行かなくとも
みな学生時代に楕円球を追いかけたガチンコラガーマン俳優でした。
(大泉の役はゼネラルマネージャーなのでラグビーは素人という設定です、為念)
昨年NHKでラグビードラマ<不惑のスクラム>が放映されたとき、練習や試合の
シーンが結構リアルに近くて感心したものですが、本作は比較にならぬほどハイ
レベルだと思います。
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なのでワタシとしてはストーリーもさることながら毎回試合や練習のシーンを非常
に楽しみにしてこのドラマを食い入るように視聴させていただいております。
まだご覧になってない方は一度チャンネルを回されることをおススメします。
最終話がいつなのか把握しておりませんが多分あとまだ1か月くらいは続くのでは
ないかと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後に
国内ラグビー事情は日本ラグビー協会がワールドカップ開催イヤーであるにも拘わ
らず会長以下役員がほとんど総入替となったり、2016年から参戦した<スーパー
ラグビー/サンウルブズ>が来年を持って撤退が決定するなど大変な波乱が続いて
いますが、とにかくワールドカップで優績を収めてラグビー人気復活に期したいもの
です。

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ワラビーズがジャパンを粉砕&オージーフード付チケット【ラグビー/横浜 日産スタジアム】 [スポーツ(ラグビー)]

(賞味期限切れご容赦ください)

11月4日 ラグビー日本代表の試合を観戦しました。

場所は横浜の日産スタジアム(と言えば2002年サッカーワールドカップ決勝戦

で試合が行われた競技場です)で相手はオーストラリア代表(通称ワラビーズ)

ちなみに2年後に日本で開催されるラグビーワールドカップの決勝戦もここで

行われることが決まっています。


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何と言っても7万2千人強の収容力を誇る日本最大の競技場なのです。

話は逸れますがラグビーワールドカップ決勝戦のチケット料金が先日発表となり

ましてカテゴリー1(指定中央 最高額席)で10万円・・

気になって2002年サッカーワールドカップ決勝戦チケット料金を調べてみたら

8万4千円でした。それでも海外のラグビー観戦者は富裕層が多いと言われている

ので10万円席は難なく完売することでしょう。

気がかりは満席になるかどうか、です。(ついついサッカーに対抗意識を燃やして

しまう悲しい性=苦笑=)


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はたしてこの日の観客数は43.621人と国内ラグビー日本代表戦としては最多

記録でした。


いっぽう試合の方は30対63と惨敗。

あくまで個人的意見ですが、2年前イングランドでのワールドカップ予選で南アフ

リカに劇的な勝利を収めたときをピークにどんどん力が落ちてきているのではないかと

思えてなりません。

当時ヘッドコーチだったエディー・ジョーンズさんの遺産を殆ど食い潰してしまった

とでも言えましょうか・・

現ヘッドコーチのジェイミー・ジョセフ氏の戦術がまだまだ選手たちに充分落とし

込まれていないことが気がかりですが、それ以前に2年前と比較して選手個々のフィジ

カル(筋力)が落ちているように見受けられるのがことさら気になります。

ワラビーズ(現在世界ランク3位)の展開ラグビーを主体としたアタックはもちろん

見事でしたが、それ以上にディフェンスの速さと強さで格段のレベルの違いをいやと

いうほど見せつけられました。

体格で劣る日本チームが目指すディフェンスをワラビーズがやってのけていましたね。

ジェイミー氏が掲げるディフェンスの戦法はシャロー(バックスが飛び出して相手

アタックを極力前方で仕留める)ですが、フィジカルの弱さゆえワラビーズのパワーと

スピードに圧倒されまくられていました。

2年後が思いやられます・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

★ここまでは11月18日以前に記載。本日未明に日本代表はトンガ代表と試合を行い

39対6と相手をノートライに封じて勝利しました。試合内容も有効なキックを

駆使したアタック、迅速なディフェンスとジェイミー氏の戦略通りの展開。

なので上記憂慮はかなり払拭できました。要はワールドカップ決勝トーナメントの

相手とされるティア1のチーム(南半球4か国と欧州のシックスネイションズ6か国の

計10か国)に対して本日のような試合が展開できるかどうかです。

次週の対フランス戦が非常に楽しみです。


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ところで本日キープした席は一応カテゴリー3(自由席メイン)ですが、これが

普通の自由席でなく「オージーフード=カンガルー肉付き」の席なんです。

永年ラグビー観戦をしてきましたが、食事つきのチケットというのは初体験。

しかも相手国のソウルフードということで試合観戦にプラスして興味津々でした。


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じゃーん、これです。

同行者の方に取ってきてもらったプレートを見てボリューミーさにびっくり。

3人分かと思いました。

因みに単なるカテゴリー3のチケット代金は4500円、このカンガルー肉付きが

6000円なので1500円分の肉ですね。

いやしかし見事なまでに「肉」のみです。

せめてオニオンスライスくらいの付け合わせが欲しかった(泣)

しかしカンガルー肉というのはかつて食した記憶が無いので人生初だと思います。

で一口ほおばる。うむ、少しクサミのある味ですが、日本人好みと言われる甘辛の

照り焼きソースに漬け込んでいる上にガーリックも加えているので食べにくさは

ありません。肉質も柔らかいし。

でも反面ガーリック風味が口の中の水分を奪ってゆくので準備していたビールも

すぐ消費してしまい、おかわりするとトイレが近くなって試合観戦どころではなくなる

ゆえその後の肉との格闘にはかなり手を焼いてしまいました。野菜が欲しい・・

     ◇     ◇      ◇      ◇      ◇    

試合後、スタジアムから至近距離に位置する『ラーメン博物館』に寄り、行列に
並んでラーメンを食すことを避けてカウンターバーでビールにありつきます。


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<シークワーサービール>

乾ききったのどを潤すのには絶品の一杯でした。

秒殺でおかわりします。

そしてカウンター越しでマスターが作るこのメニューの作り方をじっと観察

してしまいました。

以下企業秘密暴露(笑)・・瓶に入ったシークワーサーの原液を2~30mlほど

ジョッキに入れたあと<オリオンビール>を加えておりました。

さすが沖縄ソウルドリンクの組み合わせ。

なんだ、家でもできそう。そのうちチャレンジしてみようと思います。


ということで結局11月4日の行動日記となりました、以上備忘録。

ーーーーーーーーーーーーーーー

★11月21日追記

(ponnta1351さんのコメントに呼応しての追加記事です)


実は横浜スタジアムに入場する前に新横浜駅前広場で行われていた《ストリート

ラグビー》のイベントに顔を出してきました。


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「ラグビーボールを触ってみよう」をキャッチフレーズにスタジアムに向かう子ども

たちへストリートラグビーの楽しさを味わってもらおうという企画です。

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ストリートラグビー用のボールを戴いちゃいました。

15歳以下のお子さんがいる家庭で当日のチケットを持っている方先着1000名に

このラグビーボールを配布してくれたのです。

え、なのになんでワタシが貰ったかって…

ハイ、実はこの数日前に孫が誕生しました。

歴とした15歳以下です。しかも姫です。

ラガール7を目指してほしいな、と早くも妄想を描いております。

すなわちワタシもおじいさん・・いえいえ自称JIJIとなりました。

タイトルを替えようかなぁなどとよろこびを噛み締めております^ ^


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ミスターラグビー 逝く [スポーツ(ラグビー)]

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神さま あなたはまたしても楕円の有能者をそちらの世界へ引っ張り込んで行って

しまわれましたね。

宿澤広朗  上田昭夫  そしてまだ53歳のミスターラグビーと呼ばれたあの男まで・・

石塚武生や洞口孝治それに仙波優も早々そちらへ引っ張って、さながら天上での

ワールドカップで勝利を得るために飛び越して送り込むようなことは金輪際やめて

ください・・・・・・・・・・

  昭和55年1月・・伏見工業2年生 花園初出場

  昭和56年1月・・伏見工業3年生 花園初優勝

  昭和57年1月・・同志社大学1回生 大学選手権準決勝敗退

  昭和58年1月~60年1月・・同志社大学2~4回生 大学選手権3連覇

  1989年1月~1995年1月・・神戸製鋼在籍  日本選手権7連覇

  1987年、91年、95年・・ラグビーワールドカップ1,2、3回大会出場

  1997年~2000年・・ラグビー日本代表監督

                                などなど

以上ミスターラグビーのざっくりとした経歴

伏見工業時代の功績がテレビドラマ「スクールウオーズ」として放映されたことは

あまりにも有名。

いっぽう同大一回生時大学選手権準決勝は対戦相手明治大に対して後半20分過ぎ

までリードしていたものの、チームメイトの反則退場処分によりその後逆転を許し

敗退したもの。プレーが激しい傾向にある関西のチームなので関西出身のレフリー

であったら違う判断だったのでは、と言われた惜しい一戦だった。

スポーツに「たられば」は禁物と言われるが、このジャッジが無かったら同大在籍

時すべて優勝かつ同大5連覇も考えられた・・

またラグビーファンとしては決勝で本城和彦を擁する早稲田とのプリンス対決を

観たかった、と言った声も多く聞かれた。

神戸製鋼時代は1990年の社会人決勝大会が有名。

後半40分過ぎまで東京三洋(現パナソニック)に12-16のリードを許して

いながらロスタイムで逆転トライを奪い18-16と試合をひっくり返し、以後

日本選手権7連覇の偉業に達する。

その一方で同大卒業後ラグビーの見識を深めるため一時英国留学していたとき、

ご覧の通りのルックスであるが故出版社から懇願され、雑誌のモデルとして登場した

ことがアマチュアリズムの権化たる日本ラグビー協会の逆鱗に触れしばらく出場停止

処分を受けたり、日本代表監督を辞するときも協会との軋轢があったとも言われ、

茨の道を歩んだ歴史も実は併せ持っている。

しかし2015年にラグビー協会に理事としてカムバックし、かつ代表チームは

昨年史上最大の番狂わせをワールドカップ南ア戦で演じて見せ、更に3年後には

日本でワールドカップ開催というまさにこれからミスターラグビーの活躍に期待

を寄せるこの時期に去ってしまうとは、あまりにも悲しいしまた悔しい・・

心よりお悔やみ申し上げます。合掌


またもジャイアントキリング/リオオリンピック男子7人制ラグビー [スポーツ(ラグビー)]

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「110年以上をかけて血と汗と涙で築き上げた最高のブランドがわずか

15分で深刻で永遠の傷を負ってしまった」

これはオールブラックスを擁しラグビーにおいて実力と人気で世界最強を誇る
ニュージーランドの地元紙の一節だそうです。
そうです。リオオリンピック男子7人制ラグビー予選リーグでの日本戦を評しての
記事です。
《8月9日 予選プールC組初戦 日本vsNZ 14-12》
昨年9月19日にラグビーワールドカップでジャパンが優勝候補の南アフリカに
勝利したことに匹敵するほどの出来事がオリンピックの晴れ舞台で再来する
とは・・・・
そして日本は次の試合でも実力差で格段に上である英国相手にあわや最後の
ゴールを決めていれば引き分けとなっていた非常に惜しい19-21というスコア
で大善戦し、さらに予選プール最終戦ではやはり格上と見られていたケニアに
31-7の貫録勝ちを収め決勝トーナメント進出を果たしたのです。
一方決勝トーナメント初戦の相手はフランス。私の記憶では7人制、15人制
共に一度として勝利したことのないほどやはり実力差が開いている相手です。
しかしこの試合でも何と終了間際に逆転トライを決めて12-7で勝利を収め、
日本チームは一体どうしちゃったんだろう?と思うほどの快進撃。
        *        *        *        *        *
7人制ラグビーの実力を示すデータとして<セブンズワールドシリーズ>の順位
表が存在しますが、これによると日本は15位。
因みにセブンズのワールドシリーズで過去17回中12回優勝しているのが
ニュージーランドであることからも、このチームが15人制同様セブンズにおいても
いかに実力者であるかは火を見るよりも明らかなことです。
また2戦目に対戦した《英国》
ワールドシリーズでは4位にランクされている《イングランド》ではありません。
いわゆる《グレートブリテイン》であり、《ウエールズ》や《スコットランド》所属の選手
たちを集めた連合チームの選抜メンバーなので、そんなとんでもなく優れたチーム
僅差の敗戦だったのもスゴイことでした(実際に英国は銀メダルを獲得しました)
        *        *        *        *
今回の快挙の裏には選手たちの頑張りはもちろんですが、瀬川ヘッドコーチの
メンバー選考が奏功したことも見逃せないところでしょう。
昨年ワールドカップで大活躍の山田選手や藤田選手を最終的には外して(山田
選手は一応ケガが理由)セブンスとして共に長い間練習をこなしてきた豊島選手
をバックアップメンバーから逆転起用したことはオリンピック直前でかなり話題
なりました。
シロウト目線からすれば昨年のワールドカップで大活躍の山田選手や藤田選手
を外すとはどういうことか!と声を荒げてしまうところですが7人制ラグビーとは
15人制とルールが殆ど同様かつグランドのサイズも全く同一であるものの、戦術
ではかなり相違があると言われています。
15人制におけるオーソドックスな戦略はいわゆる「地域支配」であり、これは ラグビー
よく「陣地取り合戦」とも表現される所以です。
対して7人制の場合「ボール支配」です。
サッカーの試合で解説者がしばしば使う「ポゼッション」っていうやつですかね。
エディーさん(ジャパン前HC)はジャパンウェイと称して攻撃時に相手にタックル
されたときは重心を低くコンタクトし味方がサポートに来るまで辛抱してから着実
にダウンボールを行うことを叩き込み不用心なパスは厳禁としていましたが、日本
のセブンズチームはサイズにおける体のハンデゆえ15人制のようなサポートを
期待できない分後ろに放るパスやオフロードパスを積極的にアタックに取り入れ、
とにかくボール支配を可能な限り長くするよう、攻撃を切らないように練習を積み
重ねていました。
NZ戦で逆転トライとなった起点のプレーは本大会絶好調の後藤選手が右オープン
快走後、内に切れ込み相手のタックルを浴びると同時にめくらパスと思えるような
ボールを後ろに放っていましたがそれがつながっての結果でした。
エディーさんの元で鍛え上げられた藤田選手だったら間違いなくポイントを作りに
行ったと思います。
しかしたとえそのポイントからマイボールが供給されたとしてもアタックのテンポが
遅れるので相手もディフェンスを立て直し、結果トライは獲れなかったでしょう。
        ◇        ◇        ◇        ◇
今回のメダル獲得国はフィジー(金)英国(銀)南アフリカ(銅)と4位だった日本とは
相当な実力差があります。
しかし今回日本は周りからすれば全敗=最下位の実力程度とみなされていた立ち
位置から何と準決勝進出を果たしたのだから次回東京オリンピック開催までの
4年間でさらなる準備・努力・精進を重ねて、セブンズにおける「ジャパンウェイ」
確立しメダル獲得を果たしてもらいたいものです。(気が早い)

サンウルブズ初勝利ならず【スーパーラグビー】 [スポーツ(ラグビー)]

昨日秩父宮ラグビー場へスーパーラグビー/サンウルブズの試合を初観戦して

来ました。

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13時15分という中途半端な時間でのキックオフギリギリに入場しましたが、
雨模様の天気にも拘らずご覧のような賑わいで熱気に包まれておりました。

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観客席も初戦に続き満席に近い状況。
やはり昨年のワールドカップでの活躍からの一躍ブームと、サンウルブズが
前試合で一点差の惜敗だったので、初勝利の期待を込めたファンが雨模様の
天候を物ともせずにグランドへと足を運ばせたのでしょう。
(斯くいうワタシもです)

しかし結果は9-35の惨敗。
しかも3試合目にして初めてノートライと、ストレスの溜まる内容でした。

それでも後半10分位までは9-11と食い下がっていたので、今後はワールドカップ
での日本代表が魅せた強靭なフィットネスと最後まで諦めないスピリットで勝利を
つかんでもらいたいものです。

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10番スタンドオフ「トゥシ.ピシ」選手がペナルティゴールを決めてサンウルブズ
に得点が入るとゴールポスト後ろの観客席にセットされている「吹き流し」がゆら
ゆらと揺れて得点したことを讃えてくれます。

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ウルフ登場!

コアなファンはみなお揃いでこれを被ったら盛り上がるかも…

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ハーフタイムのイベントです。
ご覧のようにバズーカ砲の中に入った弾丸ならぬTシャツを観客席に撃ち込んでの
プレゼント。
たったの4発しか撃ってくれないのですが
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入場のとき観客に漏れなく配ってくれた「サンウルブズ」ロゴ入タオルを、熱心に
グルグル回して盛り上げてくれている観客が多いエリアをチョイスして撃ち込んで
くれました。
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さて、ハーフタイムを終えてサンウルブズ選手がグランドへ入場する際には
狼煙が焚かれて選手たちの闘志を掻き立てていましたね。
(このイベントのためか、観客席を消防署員さんたちがウロウロしていたなあ)
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後半もあと少しでトライとなるようなかなり惜しい場面が何度かありましたが、
サンウルブズは絶好の局面でターンオーバーを食らったりペナルティを犯したりで
自滅していました。
新入りチームなのでスーパーラグビーとしてのハードワークの洗礼を受けている、
といった感じですかね。
次戦での初勝利を期待したいところです。
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さて試合後はラグビー場すぐ近くにあるパブで仲間と反省会。

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お客さんは半数以上が外国人で、会話も英語が飛び交っており、とても日本の
酒場とは思えぬ雰囲気、これも海外チームとの対戦後ならではの光景でしょう。

ああでも、次回は勝利の美酒に酔いしれたいです。
          ◇          ◇          ◇
ところで昨今のラグビーブームに乗ったわけではないのですが、最近シニア
ラグビーの試合に出場するようになったので安全管理のため「マウスピース」
を作っちゃいました。
きっかけは「顎関節症」
先月突如左顎の付け根が痛みだして、ものをかむことが出来ないくらいの症状と
なってしまったのです。
たまたま職場で最近似た症状を発症した方がいたので顎関節症であることが分かった
のですが、どの医療機関を訪ねたらいいのかのアドバイスを受けたところ歯科医
への相談を勧められたのです。
であれば幼なじみにして悪友のマロン君(新宿シティマラソン参加を強要された人物
です)のところに行ってみました。

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顎関節症は睡眠時の歯ぎしりが原因と言われ、治療のためにと作ってもらった
のがこれ。
夜寝る前に装着せよ、とのことですが、ご覧の通り極めて薄いので装着感は感じられ
ません。
これを着けて寝たらあごの痛みもほどなく解消されたのでマロン君に感謝です。
そしてせっかくマウスピースの型を取ったので便乗して作ってもらったのがラグビー
試合用マウスピース。

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顎関節症用と違い結構厚手ですが、自分が抱いていたマウスピースのイメージとは
かなりかけ離れていて、息苦しいことなど全くなく、また会話も殆ど不自由なく
こなせるものでした。
これを装着したからと言っても、ま、年齢が年齢だけに調子に乗り過ぎないよう自制
しま~す。

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道路でラグビーしようぜ!【ストリートラグビー】 [スポーツ(ラグビー)]

先週になりますが、「ぼんぼちぼちさん」主催のオフ会に参加してきました。

高円寺のカフェ「yummy」で行われたのですが19名参加と大盛況でした。

さらに立食形式だったため色々な方々とお話ができたので楽しさも倍増でした。

        詳細はkotenさんレポでどうぞ

                ⇓

『ぼんぼちさん主催第3回オフ会に行って(A調純正律ギター弾いて)来た!』

またyummyは色んなジャンルのLPレコードも所蔵されているので、再訪して

聴きたい音楽をリクエストしながら珈琲をゆっくりと嗜みたいな、と思います。      

不活発なブログ更新に比してオフ会にはちょくちょく参加させていただいて

おりますが、今回はたくさんの初対面の方とお話が出来てたのでオフ会冥利を

充分に堪能させていただきました。

改めましてオフ会に参加された皆さま、たのしいひとときを過ごさせていただき

ありがとうございました。

そして主催のぼんぼちぼちさん、素晴らしいオフ会の企画・開催お疲れさまでした。

またありがとうございました。

ところでワタシは前回のぼんぼちさんオフ会のときに作成した「名刺」を今回も

持参して、初めてお話する方にお配りしたのですが、我がハンドルネーム<NO14

Ruggermann>にちなんだ話題を今回ブログで取り上げることにより、

オフ会の中での自己紹介で説明しきれなかった補足と日ごろの不活発なブログ活動の

穴埋めにしたいと考えます。

     ◇          ◇          ◇

ワタシが通っている職場はとうきょうスカイツリー界隈にあるのですが、昨秋

ラグビーワールドカップで日本が優勝候補の南アフリカに歴史的逆転勝利を収めた

少し前の時期にひょんなことから職場のすぐ近辺にある「墨田中学校」で週1回

夜間に「ストリートラグビー」の体験会を実施している、という情報を聞きつけた

のです。

なので仕事帰りにちょっと顔を出してみようと思い立ち、伺ってみたら見学だけで

なくプレーしてみたくなり、すぐに混ぜてもらって以来嵌ってしまっていました。

ところで「ストリートラグビー」なぞ聞いたこともないという方が殆どでしょう。

ということで簡単に解説いたします。

老若男女だれもが気軽に「道路でもラグビー」を楽しめることをコンセプトに

昨年(のようですが)ラグビー場を有していない中央区の日本橋で発足した新たな

スポーツです。

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ラグビーには昨秋日本代表の大活躍により一大ラグビーブームが巡ってきた15人制

のほかリオのオリンピックで採用される7人制ラグビーやタックルを伴わないゲーム

として「タッチフット」や「タグラグビー」など実に種類が豊富なのですが、この度

発足のストリートラグビーは

①1チーム3人

②スペース(グランドorコート)が20m×8mくらいと狭い

③攻撃が一方向のみで攻守交代がが目まぐるしくゲーム時間も1分間と非常に短時間

という、つまるところ手軽さを強調したルールとなっています。

繰り返しになりますが広いグランドが確保できない「東京/日本橋でもラグビーを」

という発想でルール作りがなされたそうです。

ワタシが参加している「墨田中学校」での体験会でもラグビー未体験の女子や

幼稚園児が経験者の大人に混じって堂々とプレーをこなし楽しんでいます。

ただ狭いコートで試合時間1分の割には意外にもというか、かなりハードな

運動量なので、夢中になるとバテバテです。

そんな中案外一番元気なのが最年少参加者である幼稚園児のご子息で、彼が

ボールを持つとさすがに大人たちはディフェンスに行きづらくなるので、

その大人たちの間を縫うように駆け抜けて得点し、疲れた顔ひとつせずというか

ニコニコしながら自分の陣地に戻っていく無尽蔵のスタミナには脱帽します。

さて、そんなストリートラグビーですが、ラグビーの楽しさを観るだけでなく

体験しよう、とのP.Rを込めて来る6月5日(日)になんととうきょうスカイ

ツリー4Fの広場でストリートラグビーを開催することが墨田区ラグビー協会

などの主催で決定しました。

(拙ブログでも以前取り上げた夏場はビアホールとなるスペース)

出場チームは120でそのうち墨田区以外で40チームを予定しているそうです。

先月末よりサンウルブズ(スーパーラグビーの日本が発足させたチーム)の試合

も始まり、秩父宮ラグビー場も満席でした。

ラグビー観戦熱が高まっている昨今、観るだけでなく体験してみたいあなた、

コンタクトがなく1チーム3人でチームが組める「ストリートラグビー」で

手っ取り早く体験ができるのでおすすめです。

毎週水曜日19時から1時間半ほど墨田中学校の校庭で夜間照明のもと

行っておりますので、ご興味のある方は下記リンク先までどうぞ。

墨田区ラグビーフットボール協会




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史上最強の敗者【ラグビーワールドカップ/日本代表】 [スポーツ(ラグビー)]

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ラグビーワールドカップ2015一次リーグは日本時間10月12日午前4時

キックオフの対アメリカ最終戦で、日本代表としては色んなプレッシャー

やモチベーション維持が難しいとされた中、28-18で見事に勝利を

収めました。まことにおめでとうございます。

この試合を以って一次リーグの闘いが全て終了しました。

日本は3勝1敗という好成績を残すことが出来ましたが上記の通り勝ち点の差で

プールBで第3位となり、エデイー(ヘッドコーチ)ジャパンが目指していた

8強=決勝トーナメント進出は叶いませんでした。

 さて今回の活躍で一躍脚光を浴びることになったラグビー日本代表の中でも

とりわけ人気ナンバーワンの五郎丸歩選手のアメリカ戦後の公式インタビュー

のやりとりにはもらい泣きしてしまいました。

彼はこの試合でマン・オブ・ザ・マッチ(いわゆるMVPのこと)に選ばれた

のでインタビュアーが「受賞の感想を・・」と質問したところ「このマン・オブ・

ザ・マッチはチームの・・」とまで答えたのち感極まって言葉を詰まらせて

しまったのです。

その後時間をおいて日本のスタジオから恩師・清宮氏とのやりとりでも言葉を

詰まらせた後、絞り出すように「ラグビーにヒーローはいないと思うので、

このチームみんながヒーローなので胸を張って帰国したいと思います」と

答えておりました。

観ていたワタシは不覚にも南ア戦のロスタイム逆転トライに続いて涙腺

決壊状態に陥ってしまいましたよ。

公式インタビューで彼は自分ひとりがヒーローになって受賞したとは思って

いない、みんなの努力が実ってたまたま自分が形としてトライ後のゴール

キックやペナルティキックを決める役割を果たしただけなのだ、と言いたかった

のでしょう。

しかし彼はまた、今回の結果には全く満足していない、とも発言しています。

それはひとえに目標としていたベスト8への進出が果たせなかったからだと述べて

いますが、世界最強チームの一角である南アを破ったにも拘わらず満足がいかない

とはそのぶれない気持ちたるや何とも恐るべし、だと思いました。

そして彼の号泣の先には、日本史上最強のこのチームで戦うことと、エデイーさんの

もとでやっていくことが最後となってしまったことなどが去来したのではないかと

感じました。

彼の発言はラグビースピリットとしてよく例えられる「One For All All For One」に

通じるところがあり、南ア戦勝利で急激な盛り上がりを見せたラグビー人気に花を

添えてくれること間違いなし、とラグビーウォッチャーのワタクシとしてはほくそ

えんでおります。

ということで3週間にわたる一次リーグが終わり、これからは決勝トーナメントの

8試合が今月末にかけて行われる訳ですが、当然南アフリカを熱く応援します。

もし南アフリカが優勝すれば唯一黒星をつけたチームが日本なので日本が真の最強

とも言えるわけですからね・・

(因みに南アのヘッドコーチは(ジョークも混じっていることでしょうが)決勝

トーナメントではどこと当たりたいか、とまだ各組の順位が定まらない中でいち早く

決勝トーナメント入りを決めたときのインタビューで「どこでも構わないが日本と

だけは当たりたくない」と発言したことが話題になりました)

さあて日本敗退と言えどまだまだ応援に忙しいワールドカップの闘いは続きます。

追記:タイトルの「史上最強の敗者」とはワールドカップで予選プールにおいて

3勝をあげて決勝トーナメントに進出できなかったチームは過去に存在しない

ことから言われているものです。


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史上最大の番狂わせ/日本代表が南アに勝利(ラグビーワールドカップ) [スポーツ(ラグビー)]

よもやこんなことが起きようとは・・・

ラグビーワールドカップ、9月20日0時45分(日本時間)日本は初戦で世界

最強の一角であり過去ワールドカップでもニュージーランドなどと並び最多優勝

を誇っている南アフリカと対戦。

エディージョーンズヘッドコーチが3年半に渡り手掛けてきた日本代表がどこまで

善戦するか、という視点で注目を浴びていた一戦でした。

それが、なんと勝利したのです。

しかもその勝ち方が驚異的。

①ノーサイドとなる最後のプレーで

②その直前にペナルティを得たのでキック(3点)を選択すれば少なくとも同点

 を手に入れられたにも拘わらずそれを拒否

③そして選択したプレーがなんと「スクラム」*因みにワールドカップ参加20

 チーム中最重量(南アフリカ)に対し最軽量(ジャパン)と言われています。

④そしてそのスクラムを起点とした連続攻撃で執念のトライを奪う

⑤それにより29対32のスコアをひっくり返して34対32で勝利を収める

因みに試合会場は優勝候補として南アとライバル関係にあるイングランドで行われて

いるので英国人の観客は皆が皆日本の果敢な攻撃による勝利に酔いしれたそうです。

またハリーポッターの作者ですら「こんな話(試合展開)は書けない」とツイッター

に記したとか。

ワールドカップ最低勝率のチームが最高勝率のチームにこのような展開で勝利するなぞ

あまりにも見え透いていて考えも及ばないということなのでしょう。

事実は小説より奇なり、です。

ラグビーウォッチャーのワタシとしては、この勝利がラグビーW杯史上最大の

衝撃であることを充分かみしめリアルタイムでテレビ観戦しておりましたが、

この勝利がどれくらいスゴイことなのかをラグビー事情についてお詳しくない方々

への手っ取り早いたとえというのが早くもネットで広まっているようです。

サッカーでたとえたら「日本がアルゼンチンやイタリアに勝利するようなもの」

とする声があがっているそうですが、これなどはまだ考えられうるレベルだと云われ

野球で高校生がソフトバンクに勝つだとか、突拍子もないケースのたとえとして

レスリングで桐谷美玲(高校時代ラグビー部のマネージャーだったそうです)が吉田

沙保里に勝つぐらいすごいなどと騒がれているとか(苦笑)

 さてW杯予選はまだあと3試合残っており、次のスコットランドも世界ランクは

10位と日本の13位より上位だし対戦成績もW杯過去2敗と一度も勝利できて

いない相手です。

でも今回の勝利で弾みをつけて悲願の決勝トーナメント進出を果たしてもらいたい

ものです。

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さてこの勝利により今までラグビーに殆ど興味のなかったあなたが、今行われている

ラグビーW杯に少しでも関心を抱いてくれたときにおススメしたい書籍を紹介します。

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文芸春秋社発行のNumber PULS

「ラグビーW杯完全読本」と唄っている通りこれが1冊あればラグビーW杯を

愉しむのに不自由はありません。

9月7日発売ですがたぶんまだ書店に置かれていると思います。

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スタンドオフ黄金伝説  永田洋光・著 双葉社 5月20日初版

日本ラグビーの歴史上もっとも名を馳せた3人のスタンドオフについて書いた

ものですが、それ以外にも多数のスタンドオフプレーヤーが登場しますし、

何よりも第一回から前回までのW杯の流れを世界と日本の視点で解説している

ので、まだ浅いラグビーW杯の歴史が手に取るように理解できます。

そしてW杯からは少しそれますが

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人類のためだ 藤島 大・著  発行元:鉄筆  7月31日初版

ラグビーエッセー選集なのですが、ラグビーを通しての「反戦」へと言及して

いるエッセーも含まれているので、安保法案で揉めている現在だからこそ注目

すべき内容ではないいかと考えます。

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野球は9人、サッカーは11人、でもラグビーは15人集まらないと試合が

出来ません。大人数で行うラグビー、観戦も大人数で見ると楽しいですよ。

寂しがり屋のあなたにラグビーウォッチング、おススメです!


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オフ会参加の報告&ラグビーの聖地【釜石】=2019W杯開催地~視察ツアー [スポーツ(ラグビー)]

先週末は「ぼんぼちぼちさん」主催のオフ会に参加させて戴きました。
ブログ更新はずぼらですが、オフ会出席はマメ、とかの突っ込みは
ナシです。
さて今回はワタシもオフ会ベテラン参加要員の方々に倣って名刺を作成
してみたのです。
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 昨年東京に戻ってきて以降今まで数回参加したオフ会ではみなさんから
ブログ用名刺を戴く一方でワタシは持ち得てないため非常に肩身の狭い思い
をしていたので、今回オフ会スタート1時間前に仕上げたものがこれです。
自称「思い立ったがせっかち」の自分、当日の昼に名刺作成を思い付き、
どうにかオフ会に間に合いました。
 ハンドルネームが長くてわかりづらいと、ご訪問頂いた皆さまにご迷惑を
おかけしていることと存じますが、ラガーマンの「ラガー」はビールでは
なくラグビーフットボールの方ですのでお間違いなきようよろしくです。
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さてオフ会の感想を少しばかり・・・
 主催された「ぼんぼち」さんは曽根風呂スタートがワタシの1か月ほど先輩で、
かつスタート時のミステリアスでファンタジーな物語に強烈なインパクトを受けて
いたので、そんな作品を仕上げる方にリアルにお会いできたらなあ、と常々思って
いたのでした。
昨秋にオフ会開催を知ったもののその時は用事があり参加できず残念に思って
いたのですが、今回また開催されることを知り、万難を排して参加させて
いただいた次第です。
因みに前回参加された方々が口を揃えてサプライズを受けた、と報告されていた
ので免疫が培われていたワタシとしてはスモールサプライズで収まりました(笑)
また今回はその場に行ってみないとどなたが参加されるのかワカラン状態だったの
ですが、拙ブログ上で交流しつつもやはりリアルにお会いしたいなあ、と思って
いた複数の方々が参加されていたので、自分的にはそちらのサプライズも大きく
まさにオフ会冥利に尽きました。
主催者のぼんぼちさん、ホントにありがとうございました。
なお詳細はkotenさんブログをご参照ください。
◇     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇
さて本題です。
名刺の件でも触れましたが、ハンドルネームつながりの話題となります。
先月末の週末に岩手県・釜石市を巡るとあるツアーに参加してきました。
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いわゆる「ラグビーの聖地&’19W杯開催地【釜石】視察ツアー」です 。
JR釜石駅前には「祝 2019 ラグビーW杯 開催地決定」の横断幕が掲げられ
ています。
2020年に東京オリンピックが開催されることは周知の事実ですが、その1年前に
新装国立競技場が仕上がることを皆さんはご存じでしょうか?
(予定では)新国立競技場のこけら落としは東京オリンピックではなく、ラグビー
W杯であることを皆さんはご存じでしょうか?
(『予定では』とあえて記載したのは新国立競技場の竣工時期で揉めている状況が懸念
されているからです。)
何はともあれW杯は何もサッカーに限ったことではなくラグビーでも行われており今年はW杯イヤー
なのです。今年は7月からイングランドで開催され、その4年後が日本開催です。
そしてその開催場所のひとつとして、あの津波で甚大な被害を受けた『釜石』が立候補し
ではなぜ釜石がラグビーの聖地と呼ばれているか・・
若い世代ではご存じない方々が多いのでしょうが今から40年ほど前「新日鉄釜石」と
いうチームがラグビー日本選手権7連覇という偉業を成し遂げたことにより「釜石は鉄
とラグビーの街」と尊敬の念を以って称されたのことからこのように言われるように
なりました。
しかしその後新日鉄釜石は低迷、また新日鉄自体が大幅な事業縮小に伴い釜石と言う街
は退化の道を辿らざるを得ない中でのあの震災・・・
そんな紆余曲折を経てきた「釜石」ですからラグビーウオッチャーとしては、放って
おけない場所であるゆえこの際訪れてみたわけです。
しかし想像通りきわめて交通事情がよろしくなく、東京から東北新幹線「やまびこ号」に
乗り3時間かけて「新花巻駅」に到着、そこから途中休憩が入ったものの2時間近くかけて
ようやくたどり着いたのが「釜石」です。
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復興のシンボルであり世界的にも有名になった「宝来館」に泊まりました。
晩餐はパーティでしたので画像なし、ゴメンナサイです。三陸の新鮮な海の幸が
豊富でしたと報告します。(ホヤが特に美味しかった!)
翌朝朝食後は宝来館おかみさんの震災講和。
「津波てんでんこ」の精神で行動した結果児童・生徒の犠牲者はゼロだった、
そのことから巷間「釜石の奇跡」と言われるようになったことはワタシも聞いて
いたので改めて感心して話を聞いておりました。
が、地元釜石では「釜石の奇跡」との言い方を取りやめたそうです。
えっ、どうして・・その理由は、犠牲者は厳密にはゼロではなく保護者に引き渡した
後に犠牲となった児童や学校関係者が存在するからには「奇跡」とは言えない
という関係者の遺族感情に配慮したことがひとつ、
そしてもうひとつの理由には更に感動してしまいました。
それは児童・生徒たち自身が「全く奇跡とは思っていない」ということです。
なぜなら毎日訓練している当たり前のことを当たり前のように行動しただけだから、と
考えているのだそうです。
なのでこの行動(津波てんでんこ)は「釜石の奇跡」ではなく「釜石の出来事」と称して
ほしいそうです。(スゴイ 賞賛します)

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バスの中からしか撮れなかったので窓枠に遮られてしまっていますが、ここがW杯会場

予定地です。

場所的には釜石湾にほど近くかつて鵜住居(うのすまい)小学校と釜石東中学校があった

ところをこのようにW杯が行えるような立派なスタジアムを建設し復興を目指して

いるのです。

そしてその2つの小中学校こそ「津波てんでんこ」を愚直に演じた主役たちが在籍

する学校です。

 さてW杯建設予定地を見た後は湾の反対側に所在した建物でかなりの犠牲者を出して

しまったために「釜石の悲劇」と言われた(鵜住居防災センター跡)や湾全体を見渡せる

高台などを見学後、釜石からは少し距離がありますが今まさに一括で世界遺産登録申請中

の「橋野高炉跡」を訪れました。

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一番高炉跡

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説明はこちらをご参照ください(by手抜き(>_<)

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朱塗りされていないミニサイズの珍しい鳥居を発見。

ということでここが世界遺産登録されれば’19W杯開催場所ともセットで注目も増す

でしょうから隣国の方の協力も仰いで早く認定してもらいたいですね。

 さてこの日の昼食は釜石駅近くの食堂で見つけた「三陸釜石お宝丼¥

(税抜き¥1,600)」

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ご覧の通りウニ、イクラ、アワビ、タコ、マグロ、イカなどのお宝が満載で

食べた途端にほっぺたが落ちてしまいました。

あ、丼が来る前に瓶ビールを頼んで出てきたのがこちら

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撮影技術が稚拙ですいません。ちっとも旨そうに撮れてないのですが、これが

ワタシにとってはすこぶる旨かった。

もずくっぽいけど、もずくより細く縮れておらず、食感がしゃきしゃきしていて

いい感じなのです。そして適度にしょっぱい。

で大将に名前を聞いたら「まつも」と言うそうです。

地方に行くと自分の知らない美味しい食材に出会えるのが嬉しいですよね。

でもこの後失敗しました。

大将にお土産として購入できますかと訊ねたら「ない」との回答。

でも近所の土産物店に「乾燥まつも」が売っていたのでそれを迷わず購入、

帰りの新幹線の中で早速ビールのつまみとして食してみたら残念なことに

さきほど食べたものとは全く違う平凡な海草の類の味でした。

ツアー参加の人たちにおみやげとして進めまくったので穴があったら入りたい

気分で車内ではおとなしくしておりました(苦笑)。


ということで最後は久しぶりのグルメレポートとなってしまいましたのでこの辺で
お開きとさせていただきます。
一貫性のない内容にお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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