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厚木シロコロホルモンの川崎喰いとねんりんピック [グルメ・料理]

かつてB級グルメ選手権でグランプリに輝いて全国にその名をとどろかせた<厚木シロ

コロホルモン>を現地の本厚木で体験してきたのでレポさせて戴きます


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仲間たちと訪れたのが午後3時の開店少し前だったのでお店の真ん前でスタンバイ。

<ペラペラ焼き>や<川崎喰い>なるナゾフレーズが食欲をそそります。


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開店と同時に店内へと突撃し即刻オーダー、肉を焼き始める。

注文したのは表の看板で気になった<ペラペラ焼き>と店員さんに勧められた<MIX

焼き>です。

ペラペラ焼きについてお店の人に解説してもらったところ豚シロを付き合わせの辛

ニラとセットで食べるメニューだそうです。

続いて<川崎喰い>の説明も受けたところ、ホルモンをごはんの代わりにおかわり

放題の千切りキャベツで食べることなんですって。

写真手前側に千切りキャベツがこっそり顔をのぞかせていますが、すなわちこれと

ホルモン焼きを交互に食べることが川崎喰いと称するそうです、へー。

店員さんに由来の説明も受ければよかった。

そして<MIX焼き>は13種類のホルモン焼きメニューからお店が6種類をチョイス

して提供してくれるというもので何が出てくるかはメニューに掲載されている写真と

見比べてお客が判断する、という遊び心を加えたシステムです。

どれがどれだかよくわからない肉もありましたが追加オーダーはやはりシロコロ。

やわらかくて甘くて評判通りのおいしさでした。



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さてシロコロホルモン目当てのためだけに厚木にまで足を運んできたのかというと、

そうではなく実は[ねんりんピック神奈川大会]に参加したことが本来の目的でした。

ではねんりんピックとはなんぞや・・・これは知る人ぞ知る一大国家イベントでして

昭和63年から毎年開催されている言うならば還暦以上の高齢者を対象とした国体(国

民体育大会)と表現したら解り易いかも知れません。

今年は11月12日から15日までの4日間にわたって神奈川県内で催されました。

直近2年間はコロナで中止となり今回3年ぶりの開催となったためか初めて参加したワ

タシにとってはかなり熱を帯びた大会であったと感じ非常に楽しませてもらえました。

横浜アリーナで行われた総合開会式には神奈川県出身で還暦を超えた有名人の方々が

出演されていたので選手団として全国から参加してきた大勢の人たちを楽しませてくれ

ました。


・総合司会:榊原郁恵(まさしくシロコロホルモンで有名となった厚木市ご出身)

・ねんりんピック特別応援団長:草笛光子(御年89歳、ダンスを披露、とてもお元気)

・国歌独唱:河村隆一(本人の特長を活かした節回しで君が代を斉唱)

・メインアトラクション:松重豊(の予定も体調不良で代役の方でした、残念)

(11月26日追記、河村隆一さん・松重豊さんは開催日時点で還暦には達していません

 でした。大変失礼いたしました。)



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開会式前のアトラクションでは獅子舞が躍動していました。

お祭り気分、まさに(スポーツの)祭典。


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開催期間中は[ねんりんピック]専用のお弁当が昼食用としてふるまわれました。


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毎日中身は違っていましたが高齢者向けに揚げ物オミットの健康志向を重視した

メニュー、とてもおいしかったです。


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さて話を総合開会式にさかのぼらせて、松重豊がドタキャンとなったのは非常に残念

でしたが、実は今回大会運営者が我々に手配してくれた宿は<相模原>だったのです。

東京在住なので宿泊せずとも十分通える距離ではありますがそこは国家プロジェクト。

一応選ばれし選手団(笑)の立場なので指定の宿に宿泊することが参加の要件となって

いるわけです。

宿が所在する<相模原>駅は政令指定都市<相模原市>の中核駅でして、JR横浜線で隣

の駅は<橋本>駅。

回りくどくてすいません、その<橋本>駅と松重豊が結びつくのです。

松重豊と言えば今やシリーズ10まで重ねて超人気番組とへと進化した<孤独のグルメ>

主人公の<井之頭五郎>役がワタシとしては頭から離れません。

先だって放映された第10シリーズの第1話として登場した<よしの食堂>が橋本に

所在することにピンと来たワタシとしては食に対する好奇心にスイッチが入ってしまい

気が付いたら現地に足が向いていました。


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番組の中で井之頭五郎が味わい深く嗜んでいた<牛スタミナ炒め定食>を自分の舌で

検証するべく注文してみました。

率直な感想としては「普通においしかった」です。

でもおおよそ期待された範疇でしたのでやや残念でした。

むしろ付き合わせの味噌汁が豆腐、ワカメ、長ネギという定番の具材に対して関西に

比すると関東の特長たる濃い目の味付け、そして何といっても器がお椀ではなく茶碗

であることでワタシの琴線を揺さぶってくれました。

さらに写真手前の一品は<あじのなめろう>です。

孤独のグルメでは特に触れられていなかったのですがメニューに掲載されているのを

見つけて速攻で注文したのところこれが絶品でした。

生臭さ皆無の新鮮なあじは甘味すら感じられ、いっぽう味噌汁同様みそ味がやや濃い目

なところが自分の味覚にぴったりでした。

ということでワタシ的には<よしの食堂>は味噌汁とあじのなめろうが押しです。


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オマケのレポ。

<よしの食堂>に到着したのは午後4時過ぎでした。

開店まで1時間近く時間が空いたので最寄りのカフェで時間調整しようと思いふらついて

いて見つけたお店ですが、幟(のぼり)にCAFEの文字は読み取れるものの高級クラブ風で

いちげんさんが扉を開けるにはハードルが高そうな雰囲気・・・

いったん通り過ぎて別のもっと敷居の低そうなお店を探そうとするも出会えそうもないの

で意を決して入店しました。


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メニューに<エスプレッソ/ダブル>が載っていたので注文したところこれが二重丸

のおいしさ。

エスプレッソが提供される器としては珍しく透明なガラスの容器に目いっぱい注が

れた漆黒の液体はかつて体験したことのないほど苦みが効いた味わいでした。


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さらに写真付きメニューで見慣れぬスイーツに目を奪われてついついオーダーした

のが<アフォガード>

「Gelatalia cittaさんのミルクジェラートとエスプレッソのマリアージュ」と解説

されていたのでその説明に引き寄せられて食べてみたら本日の飲み食べ比べの中で

この一品がワタシにとってベスト1でした。

あとで調べて解ったのですがGelatalia cittaとは地元相模原評判のアイスクリーム

ショップのようです。


ということでねんりんピックなる行事に参加したことで神奈川県内のローカルグルメ

の数々を堪能した報告でした。  以上

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