目からウロコの整体治療②〜胸郭出口症候群 [健康]
頸椎ヘルニアその後~目からウロコの整体治療 [健康]
【糖尿病治療記】ウォーキングの効用 [健康]
私は現在Ⅱ型糖尿病を患っており総合病院内分泌科で治療(問診)を
受けています。
血液測定の結果による発症時期を振り返ると、もう20年経過しますが、この間
薬物治療に頼らず食生活に気を遣って過ごして参りました。
しかし半年前の定期検診で数値が急激に上昇し、もはや薬を飲むこと已む無しと
半ばあきらめの境地で再検査のクリニックを経て現在罹っている総合病院を
紹介されました。
※身長169.5cm | |||||
西暦 | 満年齢 | 体重 | HbA1c | 血糖値 | |
1992年 | 33歳 | 未 | 未 | 97 | ←定期健康診断 |
1993年 | 34歳 | 75.2 | 6.4 | 114 | ← 〃 |
1994年 | 35歳 | 76.0 | 未 | 126 | ← 〃 |
1995年 | 36歳 | 77.0 | 5.8 | 115 | ← 〃 |
1996年 | 37歳 | 80.0 | 6.2 | 124 | ← 〃 |
1997年 | 38歳 | 76.0 | 5.7 | 122 | ← 〃 |
1998年 | 39歳 | 76.0 | 6.0 | 139 | ← 〃 |
1999年 | 40歳 | 70.4 | 6.0 | 113 | ← 〃 |
2000年 | 41歳 | 69.2 | 6.3 | 119 | ← 〃 |
2001年 | 42歳 | 68.8 | 6,2 | 128 | ← 〃 |
2001年 | 42歳 | 原田病発症、入院ステロイド治療→副作用で糖尿病発症 | |||
インスリン自己注射~経口投与約1年 | |||||
2002年 | 43歳 | 69.4 | 5.7 | 121 | ←定期健康診断 |
2003年 | 44歳 | 72.4 | 6.1 | 133 | ← 〃 |
2004年 | 45歳 | 72.9 | 6.4 | 135 | ← 〃 |
2005年 | 46歳 | 71.1 | 5.9 | 135 | ← 〃 同年7月より単身赴任(和歌山) |
2006年 | 47歳 | 69.2 | 6.1 | 119 | ← 〃 |
2007年 | 48歳 | 68.3 | 6.6 | 149 | ← 〃 同年10月より単身赴任(高松) |
2008年 | 49歳 | 68.7 | 6.6 | 138 | ← 〃 |
2009年 | 50歳 | 68.9 | 6.7 | 165 | ← 〃 |
2010年 | 51歳 | 69.9 | 6.6 | 131 | ← 〃 同年4月より単身赴任(名古屋) |
2011年 | 52歳 | 68.4 | 6.3 | 144 | ← 〃 |
2012年 | 53歳 | 67.6 | 7.7 | 142 | ←〃(10月5日測定) 同年4月より単身(前橋) |
2012年 | 53歳 | 未 | 8.5 | ←●●内科医院測定(12月28日) | |
2013年 | 53歳 | 未 | 8.8 | ← 〃 (1月19日) | |
食生活 | |||||
朝食 | 野菜サラダ(レタス1/4個、トマト1~1/2個、かいわれ等)トースト1枚(12月よりライ麦パン)牛乳200cc | ||||
昼食 | 米飯(3/4合)野菜サラダ(同上)たんぱく質系おかず(野菜炒め等)納豆、もずく等海藻類 | ||||
夕食 | 米飯(3/4合)野菜サラダ(同上)たんぱく質系おかず(野菜炒め、たまに焼き魚)納豆、海藻類 | ||||
*1月より白米から玄米に変更 | |||||
*1月下旬より食事1時間後の速歩(30分程度)を開始 |
私は薬を飲むことを避けたい一心で、初めて問診を受ける主治医に上記の表を
作成し、自己管理をアピールかつ最近ではクリニックの先生の指導により毎食
1時間後に30分間のウォーキングを行っていることも伝えました。
(上の表は過去健診データをアトランダムですが保管しておいたので、改めて
表にしてみたものです。時系列で自分の症状が客観視できたので自分自身
大いに参考になりました)
すると主治医は「これだけ自己管理が出来ていれば、2~3カ月運動療法の結果を
見て、それから薬を服用するか考えましょう」との答えを出してくれ、私が持参した
資料をカルテに保管してくれました。
その後の推移は以下の通りです。
西暦 | 満年齢 | 体重 | HbA1c | 血糖値 | |
2013年 | 53歳 | 67.4 | 8.5 | 99 | ← ++病院内分泌内科測定(1月30日) |
2013年 | 53歳 | 67.5 | 7.9 | 112 | ← ++病院内分泌内科測定(2月27日) |
2013年 | 53歳 | 66.9 | 6.9 | 97 | ← ++病院内分泌内科測定(4月3日) |
2013年 | 54歳 | 68.0 | 6.9 | 149 | ← ++病院内分泌内科測定(6月5日) |
(注;HbA1cは古いデータとの整合性を勘案し直近データも全てJDS値にて表記しています)
検査1ヶ月後は結構ストイックにウォーキングしたのですが0.6ポイントの低下と
自分が思ったほど改善しておらず、少しがっかりしたのですが、その次の1ヶ月後は
ちょうど1.0ポイント低下し急激に悪化する以前の数値までほぼ戻ったので
その日の晩はついスイーツを肴にアルコール摂取と暴飲暴食してしまいました(笑)
そしてこの時点で主治医からは1ヵ月間隔の検診から2カ月後で充分と云われたので
その後は少し気が緩み食生活が乱れ、アルコール摂取の頻度も増加してしまった
ことから逆戻りか、と検診の瞬間は緊張しましたが何とか現状をキープ。
これも毎日のウォーキングの効用、と自分では解釈しています。
私の糖尿病は明らかに遺伝性のものと自覚しているのですが、それでも
薬に頼らず食事・運動療法で悪化を防ぐことはできると信念を持って
きました。
単身生活を始めた頃は毎晩ジョギングを行うなど結構ストイックに過ごした
のですが、近年は全くといっていいほど運動を怠ってしまっていたので、信念
だけ持っていても実行しないことに天罰が下り、この半年間の急激な数値
上昇に陥ったのだと思っています。
それから一般的に医師の立場からすれば(特に偏見かも知れませんが)
患者に対して薬を処方さえしておけば、ことに糖尿病などは症状の悪化を
防げるとされるので多くの医師が薬を勧めるものだと私は考えていましたが
今回巡り合った医師は私の意見を聞き入れた上で賛同してくれました。
そして数値が下がった時は賞賛してくれ、されど適切な指導・注意は
いただきました。
というのも自分ではHbA1cの数値しか頭になかったのですが、体重が
前回より1Kg強増加してしまったことに対してかなりシビアに指摘されたのです。
こんなやりとりを振り返り改めて医師の仕事もコンサルティング業なのだな、
と実感した次第です。
現在ウォーキングは平日夜と週末の3食後に限り行っています。
次回の検診は7月末ですが、あまりストイックにならず細く長くそして楽しみながら
ウォーキングを続けていき、その結果数値がもう少し下がっていたらいいなぁ、と
もうすぐ迎える七夕に願いを託すような心境です。(いい歳こいたオヤジが七夕に
願いを込めてとは・・自虐的苦笑)
追記
前回100均グッズの答え
封筒を開封するのに便利な「ペーパーナイフ」でした。
chinchikoPapaさん大正解です。
初体験!鼻から受ける胃カメラ=『経鼻内視鏡』検査 [健康]
先月定期検診の結果が出て、胃のバリウム検査で引っ掛かかり「要精密検査」
と判定されてしまいました。
私の健康状態はかなりボロボロなのですが、胃だけは昔から自信がありました。
(と言っても殆ど根拠なき自信ですが・・)
しかし今回その胃について「前庭小弯変形疑い」との指摘を受け結構ショック。
ただ指摘事項についてなんのこっちゃの意味不明だったのでネット検索したところ、
・「前庭」・・胃の内部で出口(十二指腸側)に近いあたり←ほほう入口(食道側)では
ないのですね⇔対して「胃底」=胃の上部で噴門(食道に通ずる場所)に近いところ
ですって←へぇ~これまた底と名が付くから下の部分(十二指腸側)かと思ったので
すが上側なのですね、勉強になりました!
・「小弯」・・胃の内側の小さく(短く)湾曲した部分、いわゆる上面側⇔「大弯」・・大きく
(長く)湾曲した下面側の部分
要するに胃の内部の十二指腸近くで小さく湾曲している箇所、いわゆる上面側の
あたりに変形の疑いがあるから胃カメラでよく調べよとの診査結果です。
我が人生で過去に一度だけ胃カメラ受診を行ったことがありますが、そのとき
非常に辛い思いをしたので、できれば二度と受けたくないという気持ちが強く
人間ドック検診では胃カメラかバリウムを選択できるようになっていても、
胃カメラを選ぶことはありませんでした。
しかし今回こういう判定が出たからには已む無し、そこで経鼻内視鏡(いわゆる
鼻から胃カメラを挿入する方法)を実施している医療機関を調べ、覚悟を決めて
受診を決断。
そして当日を迎えました。
休暇を取って臨んだものの、突然の仕事が入ってしまったので受診キャンセルも
考えたのですが、どうにか片づけてギリギリで医療機関へ到着。(あれこれ考える
ヒマが無くて却ってよかったかも、です)
最初に左右どちらの鼻で受診するか聞かれたのですが、そんなもの分からない
ので「どちらでもいいです」と答えたら大抵は左で行うと言われ、それに従いました。
まず処置室で鼻の通りをよくするスプレーを鼻の穴に振りかけられる。
鼻の中がスウ~っとして気持ちイイ。
それから数分後、ゼリー状の麻酔剤を鼻から注入されました。
鼻の奥からのどを通過して食道へ流れ込むのが感じられ、不思議
な感覚です。
ここで胃カメラが配備された診察室に移動しいよいよ本番突入です。
ベッドに寝かされ横にされた状態でまずは細い機材で試験挿入。
以前インフルエンザに罹ったとき検査と称して鼻の穴に綿棒のような
ものを押し入れられ、しかもそれをかなり長い間ぐりぐりやられたので、
痛さのあまり涙がボロボロでたのが非常にトラウマとなっていたのですが、
この試験挿入は少し鼻の中に何かが通ったかな、程度の感覚で済み
ラクでした。
次に胃カメラと同じ太さの機材で試験挿入。
こちらも違和感はあるものの痛みという感覚までには至らずで、無事完了。
そしていよいよ胃カメラの挿入です。
ほほう、すんなり入っていきます。
あぁ食道を通過しているのが感じられる。
そしてモニター画面に自分の胃の中身が写しだされました。
先生曰く、ご覧の通りきれいなものですね、何の心配も要りません。
ただポリープ2つと先生が発言し、それを看護師に記録させています。
聞き捨てならぬ言葉に、私はポリープが見つかって何の問題もないの
ですか、良性とか悪性とかの判断や切り取ったりはしないのですか、
と食い下がる。
すると落ち着き払って先生は「それは大腸のことでしょう。胃のポリープは
がんとは関係ないから大丈夫ですよ」との回答。
あまりにも自信に満ちた受け答えだったので全面的に信頼しました。
(ある意味単純で純粋な自分)
*帰宅後調べてみてこのような記事を確認→胃ポリープ ・・なるほどナットク
そんなこんなで受診中も会話が出来るほどの負担感で実質3分程度で
無事診断は終了しました。
医療費は保険適用で約4,000円、安心料だと思えば安いものですかね。
のどからの胃カメラでトラウマになっている方へ・・経鼻内視鏡はおススメですよ。
追記、胃の疑いは晴れましたが以前から問題であった糖尿病の数値(ヘモグロビンA1c)
が急上昇してしまったので、これからは断酒に近い節酒を敢行してゆかねばならなく
なりました。(トホホ)
ということで今後アルコールやスイーツに関するレポは自粛です。(涙)
ここまで読んで下さいましてありがとございます。
来年もよろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。
「まぶしい」と「くしゃみ」の法則 [健康]
名古屋は今年も順調(?)に猛暑の波が押し寄せてきています。
去年名古屋で初めての夏を迎えましたが、噂どおりの暑苦しさで、
猛暑日の日数も桁違いに多かったと記憶しています。
何せ日本一暑い都市として埼玉・熊谷とその地位を分かち合う
岐阜・多治見にも接近している場所なので当然の数値ですかね。
ここ何日かの日差しはとても梅雨の最中とは思えないほどに
強く、またきわめて強烈なまぶしさを放っています。
さて本題。
私は太陽などまぶしいものを見るとくしゃみをしてしまいます。
しかも歳を重ねるとともにその回数も増え、子どものころは大抵
1回で済んでいましたが、今では平均3回くしゃみを発症します。
子どものころは人間の自然な生理現象と認識していたこの行為、
大学生のとき、映画館から外に出て太陽を見た途端「はくしょん」と
やったら当時付き合っていた高校生の相手に「カワイイ」と指摘され、
唖然としました。
このとき初めて「まぶしい→くしゃみ」は誰もが持つ体のメカニズムでは
ないことを知り実に意外だと感じたものです。
その後しばらく何人かにこの現象を聞いて回りましたが、一笑に付される
だけで誰も賛同してくれる人に出会わなかったので、何だか自分の体が
特異体質なのかと考え、どんどん凹んでいってしまいました。
それから30年、先日このテーマを記すためちょっと調べてみたら、WiKiに
「光くしゃみ反射」なる用語できっちり掲載されているではないですか!
私としては「まぶしい→くしゃみ」が30年ぶりに市民権を得たような喜びに
遭遇したような面持ちです。
でもWikiの説明によると「日本人の25%にこの反射がある」の解説は
どう考えても賛同できません。
というのも今までこの反射を持っている方に出会った記憶が無いですし、
今でも私の周りでこの反射を持つ人物を知りません。
Wikiでは優性遺伝と解説がありますが、わが子どもたちにも特段
遺伝していないようですし。(改めて今度聞いてみますが・・)
この記事を読まれた方でご自身やお知り合いでこの反射をお持ちの
方がいらっしゃいましたら教えてください。
「光&くしゃみ倶楽部」として情報交換しましょう」(笑)
献血 [健康]
協力させていただきました。
実は私の場合、英国滞在歴の条件に引っかかり、いつぞや
からか献血が出来なくなっていたのです。
少し詳しく解説しますと、献血を行える条件の1つに
「1980年から1996年に1日以上の英国滞在歴を有していない
者」という項目があります。
私のつたない記憶によりますと、
・’95年ころ英国で狂牛病が大流行したが、以降は対策が徹底
された、
・一方2005年ころ日本国内で初めて狂牛病患者が発生し、その
患者の英国滞在歴を調べたら、数年レベルでなくわずか数週間ほ
ど(←調べたら24日のようです)だったことから、その件を踏まえ
て1日でも英国滞在した者に対 しての献血が見合わせになった、
という経緯かと思われます。
私は1982年に1週間ほど英国に渡航したことがあったのですが、
この決定がなされたとき私としては、自分も狂牛病を発症する可
能性があるのか、とえらくショックを受けました。
しかし今年初めに滞在歴1日以上の項目が31日以上に緩和された
ので、晴れて私は献血対象者として復活し、この日を迎えたのです。
ところが前日急な飲み会が入り、結構深酒をしてしまったので、水を
たくさん飲んで酔いを覚まそうと深夜まで起きていたことにより、睡眠
不足で献血を迎えることになってしまいました。
アンケートの項目に前日6時間以上の睡眠をしましたか、の項目で
ちょっと気になりましたが「はい」に回答。
ところが血圧測定でびっくり仰天。
上が170で下が110と言われました。
(先日受けた定期健診では130-85くらいだったのに・・)
ここでドクターストップか、と測定してくれた先生の一言を待ちました
が、健康状態を尋ねられて特に異常はありませんと答えたら難なく
パスとなりました。
さていよいよ献血に入ります。
と、その前に再びアンケート(問診)を受けます。
で、このアンケートに素朴な疑問が・・それは
過去1年以内に
1.不特定の異性と性的接触をもった。
2.男性の方:男性と性的接触をもった。
3.エイズ検査(HIV検査)で陽性と言われた。
4.麻薬および覚せい剤を注射した。
5.1〜4に該当する者と性的接触をもった。
とあります。
もちろんこれで「はい」に該当したら献血を受けられないのですが、
じゃあ1年以上経過してたらいいってことかよ、と変に突っ込みたく
なってしまいます。
[追記:私はもちろん潔白ですよ(笑)]
そして献血開始!まず左腕で検査用の採血を受け、その後右腕で
本採血が行われました。
別に左右決まっている訳でもなく私が横になった椅子(献血ルーム
ではなく会社の会議室で行ったのでベッドではない)がたまたま右
腕に本採血用の針が備えられていたからです。
大体所要時間10分くらいで400mlの献血が完了しました。
(因みに私が初めて献血を行ったころは200ml献血でしたが、今は
体重50Kg以上の人は男女とも400mに応じられるようになってい
ます)
無事献血を終えて新たに発行してもらった「献血カード」を見たら、前回
の献血日時が記録されており、11年前となっていました。
9年前に免疫疾患の病気にかかり、2005年から英国滞在歴の条件で
受けられなくなってしまったのだからやむを得ないブランクなのだなと、
自分の体の健康状態の歴史を振り返り、今こうやって献血することの
できるからだに感謝することを忘れず、4ヶ月後以降はまた献血可能
となるので、協力してゆきたいと感じました。
1枚の布団に枕が2つ・・「頸椎ヘルニア」その後 [健康]
中高年の病気治療の話ですのでご了承ください。
ブログを開設して1年、自分の過去記事を振り返りま
すと殆ど食べ物関連を取り上げてきたのですが、そん
な中唯一「健康」に関して触れた記事を書きました。
それが自分が発症した経験を記した「頸椎ヘルニア」
でして、実は非常に意外に感じたのですが、私のよう
なちっぽけなブログの中でこの記事がダントツのアク
セス数でした。→http://no14ruggerman.blog.so-net.ne.jp/2010-01-31
世の中、いかに病にさいなまれている人が多いことか
と思った次第です。
そこで今回、頸椎ヘルニアについてもう少し詳しく触れ
てゆくこととします。
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年初の1月下旬に発症し、1カ月半ほど痛みが続いた
後どうにか収まりました。
当時住んでいた高松市ではこの病気で信頼のおける
医療機関を知らなかったため、結局医者にかかること
なく毎日頸椎体操を繰り返し行っているうちに自然と
痛みが遠のいていきました。
◇頸椎体操◇
頸椎を動かさずに、肩を中心とした運動を行うことで、
頸部周囲筋の血行改善をうながし、筋の緊張を緩和
する運動です。一つの運動を各5回ずつ1日7回行え
るよう頑張ってください。
①前で手を組んだ状態で
a)上にあげる
b)下におろす
②頭の後方で手を組んだ状態で
a)肘を閉じる
b)胸を張るように肘を開く
③両肩をおろした状態で
a)肩をすくめる
b)肩をおろす
a)肩を内から外に回す
b)肩を外から内に回す
④背中の後方で手を組んだ状態で
a)胸をはる
b)胸をすくめ肩を前にだす
⑤肘をのばし、胸の前に手を組んだ状態で
a)肩を前方に突き出す
b)肩を後方に引く
⑥肘を軽く曲げ体につけた状態で
a)腕を外に開く
b)腕を内に閉じる
(1/31拙ブログ記事で写真が不鮮明なため説明文だけ再掲しました)
頸椎ヘルニアを発症しているときは、朝起きてから
午前中くらいまではまだましなのですが、午後から
夕方以降になると肩懲りが激しさを増してくるので、
仕事は愚か起きていることさえ辛い状態に陥ります。
そんなとき上記頸椎体操を繰り返し行って、血行の
促進と首のまわりの筋力低下防止に努めました。
過去3回発症し今回が最も長くかかりましたが、あ
まり悲観することなく以前かかった医師からのアド
バイスを忠実に行って、やがて収束を迎えることが
できたのです。
それからもう一つ、当時の医師からアドバイスを受
けたのは「適切な枕で寝る」ということでした。
それは①高さが低い枕 もしくは②抱き枕
で寝るように言われたのです。
抱き枕を勧められたのは、仰向けより横向きに寝た
方がいいとのことからです。
私は「抱き枕」なるもものを知り得なかったので、すぐ
デパートの寝具売り場に行き実物を見てビックリ!
派手なまっピンク色した1メートルはあろうか大きな
楕円の形をしたものしか陳列されてなかったのです。
(内気な私は)店員に問い合わせることも恥ずかしく
なり、あきらめて帰ってしまいました。
やむなく普段使っていたパイプ枕のパイプを2/3
くらい抜いて使っています。
ただしそれは仰向け用として使い、横向きに寝るとき
には通常の枕をその横に用意することにしました。
ということで本日のテーマ=1枚の布団に枕が2つ=
ちょうどおあとがよろしいようで・・・
頚椎ヘルニア [健康]
1~2年の間隔で突如発症する厄介な病気です。
最初のこの病気との出会いは今から9年前の後厄のとき
でした。
視力が急激に低下したり、ものがゆがんで見えたりした
ので当初眼科に通いました。
「ちょっと早いけど老眼もある」などと言われ検査を受けまし
たが、そうではない。逆に目が若い(?)から近眼が進行し
ていると言われて、メガネやでメガネを作り直した。そうこう
していたら頭痛や難聴が発生し目も殆ど見えなくなったので
大学病院を紹介してもらい、駆けつけたら「原田病」という
聞いたことも無い病名を告げられ即刻入院を命ぜられました。
この大学病院はがん患者でさえ予約した後何日か待たされて
入院するというのに、眼科の空きベッドがないからと、産婦人科
の個室ベッドに押し込められたくらいだったので「オレは死ぬ
のか」とうろたたものです。
後から分かりましたが、自己免疫疾患を要因とする「原田病」は
一刻も早くステロイド治療を始めないと治癒に時間を要すからと
のことだからでした。
(さて、大変前置きが長くなりましたが)
その入院中に首から背中にかけて激しい痛みや手指のしびれ
が生じ寝ていることもままならぬほどになったので、病院内の
整形外科を訪ねたのです。
下された病名は「頚椎椎間板ヘルニア」でした。
この病名も自分にとってはこのときが初耳でした。
首には頚椎が7個あるそうですが、私の場合5番目の頚椎が
潰れて神経を圧迫しているというものでした。
腰のヘルニアは一般的であまり年齢に関係なく発症しますが、
首のヘルニアは多くは加齢が原因だそうで、40歳を過ぎてから
の発症が多いそうです。
なぜ入院中に発症したのかを自分なりに分析すると、ベッドに
横たわっているのみの生活により筋肉が衰えたことが原因で
はないかと考えます。
(首の周辺の筋肉を鍛えることが予防にもつながるそうです)
その後首や背中の痛みは治まったのですが、4年前に再発して
しまいました。
そのときは最初評判がいいカイロプラクティックに通いました。
カイロは施術後は快適なのですが、2,3日するとまた元の痛みが
生じてくるし治療費も高額なので長続きせず、結局整形外科を
訪れました。
そこでM.R.I検査を初体験しましたが、画像を見た先生から
「第5、6、7頚椎が潰れてしまっている。こりゃ70歳の老人の
首の曲がり方だよ」と言われ、アンチエイジングを自負している
私にとっては大変ショックな言葉でした。
またその前の問診でも「失禁はないですか」と聞かれ、もう若さ
に対しての自分のプライドはずたぼろ状態でした。
で、この病気の治療方法ですが、
①首の牽引
②首まわりの温熱
そして③頚椎体操 となります。
<頚椎体操の説明書>
①②は整形外科の器具を使わなければなりませんが、③はいつ
でもどこでも手軽に自分の意思でできます。
頚椎椎間板ヘルニアは完治させるには手術しかないといわれ
ますが、症状の進行を抑えることは可能だそうです。
せっせと毎日5回この頚椎体操を行って、オシッコをもらすような
ことにならぬよう気を付けます。(笑)