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目からウロコの整体治療②〜胸郭出口症候群 [健康]

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<ネットの画像を拝借 不都合がありましたらお申しつけください 取り下げます>


(前記事コメントで「目からウロコ」と表現したことに対して複数の方から続編に大きな

期待を寄せられており大きなプレッシャーを感じております。

断っておきますが「目からウロコ」は整体治療に精通していない私の主観的な感想です

のであらかじめご了承ください汗)


治療院を初めて訪れたのは今年の1月中旬のことです。

場所は世田谷区のほぼ真ん中に位置するのでスカイツリー界隈にある職場や自宅からは

かなり離れていますが、始発電車に乗れば座って乗り換えなしで行けますので便利で楽

ちんなのです。

治療院にはトレーニング機材がそろったスポーツジムも併設されているので若い女性が

ダイエット目的で訪れることも多いようです(HPでチェックしましたw)

さて治療に入る前に若い整体師の先生は懇切丁寧に患者の訴えに耳を傾けてくれます。

それからおもむろに症状を調べます。

患部の右腕をいろんな角度に曲げ伸ばししてそのときに右親指の痺れの状態が増幅するか

否かを入念にチェックするのです。

元々親指(と人差し指)は以前からずっと痺れた状態が続いてきましたが、これは整形外科

医から首の第四頸椎がつぶれているのが原因だ、と指摘されておりました。

そして入念なチェックの後に先生は大胆にも(と私は感じた)こうおっしゃったのです。

「Ruggermanさんの握力低下や力が入らない症状は頚椎の潰れが原因ではなく、筋肉の

変調によるものだからそこを施せば力は戻りますよ。3ヶ月後に握力は少なくとも30kg台

に回復させることを目指しましょう。」と。

整形外科医とはまったく異なった見解と患者の気持ちに寄り添った回答。

これはもう目からウロコ以外の何ものでもありませんでした。

しかもさらに驚愕の解説は続きます。

私の症状は『頚椎ヘルニア』というより『胸郭出口症候群』です、と今まで全く聞いた

こともない病名を指摘してきたのです。

その聞き慣れない単語についてその場ですぐ調べてみると「電車のつり革などを掴もうと

してもうまく肩があがらない」とドンピシャの解説なので、迷い道からまさに「出口」を

発見したときのような達成感というか満足感に浸りましたね。


解説はさらに続きます。

私のからだの中の神経を圧迫する悪さを働いているのは『斜角筋』だろうということで、

その筋肉を中心にほぐし、また矯正してゆくことで回復に向かうということなのです。


そんなことで初回の治療は解りやすくて熱のこもった解説と治療を交えて1時間半近く

もお世話になりました。

その後毎週の治療でもいろんな解説を聞くことが出来て、毎回新たな発見があり治療を

受けるのが楽しみになりました。

患部のみならず全身にわたる丁寧なマッサージは痛(いた)気持ちいいですし。

3回目くらいの治療の後で「就寝時の寝方」についての指導を受けたのです。

私は若いころから仰向けで寝ると夜中に背中が痛くなり必ず目が覚めてしまうものだ

から横向きで寝るようにしておりました。

右を下にして寝たほうが消化に良いということをどこからか聞いたのでそのように寝る

のが習慣となっていたのですが、先生からダメ出しを受けたのです。

患部を下にして寝ると症状が悪化するので、上向きで寝なさい、そしてそのとき枕を

せず厚手のタオルを3,4回折ってそれを枕がわりにしなさい、と。

それから上向きに寝て背中が痛くなるのは寝返りを打つ回数が極端に少ないからだとも

指摘されました。

夜の睡眠で健康な人は平均24回寝返りを打つそうで、それが適度な回数だから背骨が

自然と矯正されるメカニズムとなっているが少ないと背骨が矯正されなくてまた背中に

圧力が加わったままなので痛くなる、とのことです。

対処方法として厚手のタオルを腹巻のようにおなかに巻いて寝ることを指示されました。

こうすれば寝返りが打ちやすくなるとのこと。

そもそも寝返りを打つのは眠りが浅いので不健康なのかと私は勘違いしておりましたw


それとまた治療を一方的に受けるだけでなく症状改善のために有効な自宅で行える運動

(トレーニング)も何種類か教わりそれを毎日寝る前に実践しました。


3月中旬のことです。試しに右手の握力を測ってみたのです。

すると握力計の目盛りは34kgを指しているではないですか!

嬉しくて先生にすぐLINで報告しましたよ。目標よりも1か月早く達成できたと。

先生の治療が有言実行であったことにも目からウロコでした。


現在も治療を続けていますが劇的に回復したわけでないにせよ、医者の診断で落ち込んで

いた自分と比較したら何たるバラ色な変化でしょう。


整体治療に偏見を抱いていた私ですが、整体の先生がこれほどまでにからだのしくみを

熟知して、またからだの矯正に向けた高度な技術を有していることに驚きの連続です。


いわゆる肩こりで悩まれているけど整体治療を受けたことのない方は、自分のからだとの

相性もあるかとも思いますが一度門を叩いてみることをおススメします。

ただし十分にマーケットリサーチを行う必要があるとは思いますが。





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頸椎ヘルニアその後~目からウロコの整体治療 [健康]

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<アナログ握力計>・・記事中の握力はこれで測定


昨年の7月でした。右手に力が入らなくなり、日常生活にかなり支障をきたしたのです。

私は十数年来『頚椎ヘルニア』の持病と付き合ってきて、不定期ですが2〜3年に一度の

割合で激しい肩凝りが発症します。

かつて転勤族だったためかかりつけ医が決まっていなかったのですが4年前に東京に戻っ

てからは知り合いの気心が知れた先生に診てもらえるようになりました。

今から2年前のことです。その先生に初めて頸椎を診てもらったとき「手を握って力を

入れてください」と言われその通りにしたら、これだけ握力があればさほど心配すること

は無いでしょう、と診断して頂いたので小躍りして喜んだものです。

というのもそれまでに診てもらった先生からは握力について言及されることなくMRI画像

での頸椎の潰れ具合の結果から判断されて頚椎への振動を極力抑えるためスポーツはおろ

かランニングすら禁止、と命ぜられ以来非常に落ち込んで過ごしてきたので、この診断は

心強かったです。

ところが握力問題なしと下された1年後に当たる昨年夏、激しい肩凝りがやってきたので

また厄介な病気との付き合いが1か月ほど続くものかと憂鬱な気持ちになっていたのも束

の間、冒頭の症状が現れ、まさに握力が著しく低下したのでかなり動揺した面持ちで気心

知れた先生のもとへ駆け込んだのでした。

なんせ字が書けなくなるわ、お箸が持てなくなるわ、電車でつり革が掴めなくなるわ、

エレベーターに乗ってもボタンが押せないわなど日常生活に著しく支障をきたすように

なってしまったもんですから。

先生にその状態を伝えひととおり診察を受けた後今回も手を握って握力を調べてくれたの

ですが、さすがのおおらか先生でもこれは深刻だと思われたようで頸椎・脊椎の専門病院

を訪ねるように提言され速攻で紹介状を作成してくれたのです。

私もその場から紹介された専門病院に連絡すると診察のアポがとれたので間髪入れず診て

もらうことができました。

担当の医師はお見受けするところ三十代前半くらいの若手先生。

痛みを取り除くには手術が一番、と語り口は穏やかですがズバリ明言してきます。

当病院で腰の手術は年間300件、頸は100件の実績がありますとか、最近有名人で

X JAPANのYOSHIKIが手術のために渡米して成功したとか、私が手術を決断しやすい

材料を色々と並べて説得にかかります。

ちなみにYOSHIKIの場合内視鏡で行い術後翌日にはドラムを叩いた、と言われている

ほどなので自分も手術を行うとしたら執刀より内視鏡を希望する旨を伝えたのですが

私の場合頸椎椎間板の潰れた個所が多数に渡っているため内視鏡では対応不能と言われ

てしまいました。

前から切ると3週間程度、後ろからだと2週間程度、と説明されまるで自分がうなぎで

これからさばかれてしまうような心境を味わいましたね、関東の背開きに対して関西の

腹開き。

いずれにせよく検討して2週間後に結論を出すということでその場は解放されました。


そして2週間後。幸いにもこの間に痛みがかなり落ち着いてきて、また力(ちから)の具

合も最悪時より若干持ち直してきたので慌てて手術する必要も無いと考えます、と私が

申し出たところ若い先生の方でも患者の意見に従ってくれました。

ドン底状態のときの握力が22kg。健康時には47~8Kgはあったと思うので半分以下。

若い先生も10kg程度まで低下したなら手術を強く勧めますが、とのことでした。

因みにこの日(手術見合わせを伝えたとき)が28kgと少し改善したおかげで文字はミミズ

字になるものの書けるようになり、歯ブラシも指二本で握ることはまだまだ叶わないもの

の指全体で握ることは出来るようになりました。

結局専門病院では手術を行わないのであれば通院不要となり終了、気心知れた先生のもと

でも薬を処方してくれるわけでもない(私が大の薬嫌いなこともあり)ため、やはり通院の

必然性が無くなったので握力28kgの中途半端に力が入らない状態と一生付き合っていく

覚悟で悶々とした日々を送っていたのでした。


整体治療を受ける、という選択肢も考えに入れてはいましたが、整体師と患者のからだの

相性があると聞いていたし、事実整体にかかったら症状がひどくなった知人を知っていた

ので整体治療院の門を叩く決断に踏み切れずにおりました。

そんなとき友人のご子息が数か月前より整体治療院を開設したことをその友人から聞き、

友人本人も腰の治療でかかったら改善されたとのことなので藁をもすがる思いで治療院を

訪れてみました。


ここから先は私にとって目から鱗の展開です。


と、ここまで綴ってきましたが月イチブロガーにとってはこれ以上集中力が続きがたい

のでいったんここで中休みとして以降は次回とさせていただきますのであしからずご

了承ください。

{次回投稿目標・・1週間以内。お約束はできませんが (苦笑)}

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【糖尿病治療記】ウォーキングの効用 [健康]

私は現在Ⅱ型糖尿病を患っており総合病院内分泌科で治療(問診)を

受けています。

血液測定の結果による発症時期を振り返ると、もう20年経過しますが、この間

薬物治療に頼らず食生活に気を遣って過ごして参りました。

しかし半年前の定期検診で数値が急激に上昇し、もはや薬を飲むこと已む無しと

半ばあきらめの境地で再検査のクリニックを経て現在罹っている総合病院を

紹介されました。

※身長169.5cm
西暦満年齢体重HbA1c血糖値 
1992年33歳97←定期健康診断
1993年34歳75.26.4114←   〃
1994年35歳76.0 126←   〃
1995年36歳77.0 5.8115←   〃
1996年37歳80.0 6.2124←   〃
1997年38歳76.0 5.7122←   〃
1998年39歳76.0 6.0 139←   〃
1999年40歳70.46.0 113←   〃
2000年41歳69.26.3119←   〃
2001年42歳68.86,2128←   〃
2001年42歳   原田病発症、入院ステロイド治療→副作用で糖尿病発症
     インスリン自己注射~経口投与約1年 
2002年43歳69.45.7121←定期健康診断
2003年44歳72.46.1133←   〃
2004年45歳72.96.4135←   〃
2005年46歳71.15.9135←   〃  同年7月より単身赴任(和歌山)
2006年47歳69.26.1119←   〃
2007年48歳68.36.6149←   〃  同年10月より単身赴任(高松)
2008年49歳68.76.6138←   〃
2009年50歳68.96.7165←   〃  
2010年51歳69.96.6131←   〃  同年4月より単身赴任(名古屋)
2011年52歳68.46.3144←   〃
2012年53歳67.67.7142←〃(10月5日測定) 同年4月より単身(前橋)
2012年53歳8.5 ←●●内科医院測定(12月28日)
2013年53歳8.8 ←  〃  (1月19日)
食生活
朝食野菜サラダ(レタス1/4個、トマト1~1/2個、かいわれ等)トースト1枚(12月よりライ麦パン)牛乳200cc
昼食 米飯(3/4合)野菜サラダ(同上)たんぱく質系おかず(野菜炒め等)納豆、もずく等海藻類
夕食米飯(3/4合)野菜サラダ(同上)たんぱく質系おかず(野菜炒め、たまに焼き魚)納豆、海藻類
*1月より白米から玄米に変更
*1月下旬より食事1時間後の速歩(30分程度)を開始

私は薬を飲むことを避けたい一心で、初めて問診を受ける主治医に上記の表を

作成し、自己管理をアピールかつ最近ではクリニックの先生の指導により毎食

1時間後に30分間のウォーキングを行っていることも伝えました。

(上の表は過去健診データをアトランダムですが保管しておいたので、改めて

表にしてみたものです。時系列で自分の症状が客観視できたので自分自身

大いに参考になりました)

すると主治医は「これだけ自己管理が出来ていれば、2~3カ月運動療法の結果を

見て、それから薬を服用するか考えましょう」との答えを出してくれ、私が持参した

資料をカルテに保管してくれました。

その後の推移は以下の通りです。

西暦満年齢体重HbA1c血糖値 
2013年53歳67.48.599←  ++病院内分泌内科測定(1月30日)
2013年53歳67.57.9112←  ++病院内分泌内科測定(2月27日)
2013年53歳66.96.997←  ++病院内分泌内科測定(4月3日)
2013年54歳68.0 6.9149←  ++病院内分泌内科測定(6月5日)

(注;HbA1cは古いデータとの整合性を勘案し直近データも全てJDS値にて表記しています)

検査1ヶ月後は結構ストイックにウォーキングしたのですが0.6ポイントの低下と

自分が思ったほど改善しておらず、少しがっかりしたのですが、その次の1ヶ月後は

ちょうど1.0ポイント低下し急激に悪化する以前の数値までほぼ戻ったので

その日の晩はついスイーツを肴にアルコール摂取と暴飲暴食してしまいました(笑)

そしてこの時点で主治医からは1ヵ月間隔の検診から2カ月後で充分と云われたので

その後は少し気が緩み食生活が乱れ、アルコール摂取の頻度も増加してしまった

ことから逆戻りか、と検診の瞬間は緊張しましたが何とか現状をキープ。

これも毎日のウォーキングの効用、と自分では解釈しています。

 

私の糖尿病は明らかに遺伝性のものと自覚しているのですが、それでも

薬に頼らず食事・運動療法で悪化を防ぐことはできると信念を持って

きました。

単身生活を始めた頃は毎晩ジョギングを行うなど結構ストイックに過ごした

のですが、近年は全くといっていいほど運動を怠ってしまっていたので、信念

だけ持っていても実行しないことに天罰が下り、この半年間の急激な数値

上昇に陥ったのだと思っています。

それから一般的に医師の立場からすれば(特に偏見かも知れませんが)

患者に対して薬を処方さえしておけば、ことに糖尿病などは症状の悪化を

防げるとされるので多くの医師が薬を勧めるものだと私は考えていましたが

今回巡り合った医師は私の意見を聞き入れた上で賛同してくれました。

そして数値が下がった時は賞賛してくれ、されど適切な指導・注意は

いただきました。

というのも自分ではHbA1cの数値しか頭になかったのですが、体重が

前回より1Kg強増加してしまったことに対してかなりシビアに指摘されたのです。

こんなやりとりを振り返り改めて医師の仕事もコンサルティング業なのだな、

と実感した次第です。

 

現在ウォーキングは平日夜と週末の3食後に限り行っています。

次回の検診は7月末ですが、あまりストイックにならず細く長くそして楽しみながら

ウォーキングを続けていき、その結果数値がもう少し下がっていたらいいなぁ、と

もうすぐ迎える七夕に願いを託すような心境です。(いい歳こいたオヤジが七夕に

願いを込めてとは・・自虐的苦笑)

 

追記

前回100均グッズの答え

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封筒を開封するのに便利な「ペーパーナイフ」でした。

chinchikoPapaさん大正解です。


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初体験!鼻から受ける胃カメラ=『経鼻内視鏡』検査 [健康]

先月定期検診の結果が出て、胃のバリウム検査で引っ掛かかり「要精密検査」

と判定されてしまいました。

私の健康状態はかなりボロボロなのですが、胃だけは昔から自信がありました。

(と言っても殆ど根拠なき自信ですが・・)

しかし今回その胃について「前庭小弯変形疑い」との指摘を受け結構ショック。

ただ指摘事項についてなんのこっちゃの意味不明だったのでネット検索したところ、

・「前庭」・・胃の内部で出口(十二指腸側)に近いあたり←ほほう入口(食道側)では

ないのですね⇔対して「胃底」=胃の上部で噴門(食道に通ずる場所)に近いところ

ですって←へぇ~これまた底と名が付くから下の部分(十二指腸側)かと思ったので

すが上側なのですね、勉強になりました!

・「小弯」・・胃の内側の小さく(短く)湾曲した部分、いわゆる上面側⇔「大弯」・・大きく

(長く)湾曲した下面側の部分

要するに胃の内部の十二指腸近くで小さく湾曲している箇所、いわゆる上面側の

あたりに変形の疑いがあるから胃カメラでよく調べよとの診査結果です。

我が人生で過去に一度だけ胃カメラ受診を行ったことがありますが、そのとき

非常に辛い思いをしたので、できれば二度と受けたくないという気持ちが強く

人間ドック検診では胃カメラかバリウムを選択できるようになっていても、

胃カメラを選ぶことはありませんでした。

しかし今回こういう判定が出たからには已む無し、そこで経鼻内視鏡(いわゆる

鼻から胃カメラを挿入する方法)を実施している医療機関を調べ、覚悟を決めて

受診を決断。

 そして当日を迎えました。

休暇を取って臨んだものの、突然の仕事が入ってしまったので受診キャンセルも

考えたのですが、どうにか片づけてギリギリで医療機関へ到着。(あれこれ考える

ヒマが無くて却ってよかったかも、です)

最初に左右どちらの鼻で受診するか聞かれたのですが、そんなもの分からない

ので「どちらでもいいです」と答えたら大抵は左で行うと言われ、それに従いました。

まず処置室で鼻の通りをよくするスプレーを鼻の穴に振りかけられる。

鼻の中がスウ~っとして気持ちイイ。

それから数分後、ゼリー状の麻酔剤を鼻から注入されました。

鼻の奥からのどを通過して食道へ流れ込むのが感じられ、不思議

な感覚です。

ここで胃カメラが配備された診察室に移動しいよいよ本番突入です。

ベッドに寝かされ横にされた状態でまずは細い機材で試験挿入。

以前インフルエンザに罹ったとき検査と称して鼻の穴に綿棒のような

ものを押し入れられ、しかもそれをかなり長い間ぐりぐりやられたので、

痛さのあまり涙がボロボロでたのが非常にトラウマとなっていたのですが、

この試験挿入は少し鼻の中に何かが通ったかな、程度の感覚で済み

ラクでした。

次に胃カメラと同じ太さの機材で試験挿入。

こちらも違和感はあるものの痛みという感覚までには至らずで、無事完了。

そしていよいよ胃カメラの挿入です。

ほほう、すんなり入っていきます。

あぁ食道を通過しているのが感じられる。

そしてモニター画面に自分の胃の中身が写しだされました。

先生曰く、ご覧の通りきれいなものですね、何の心配も要りません。

ただポリープ2つと先生が発言し、それを看護師に記録させています。

聞き捨てならぬ言葉に、私はポリープが見つかって何の問題もないの

ですか、良性とか悪性とかの判断や切り取ったりはしないのですか、

と食い下がる。

すると落ち着き払って先生は「それは大腸のことでしょう。胃のポリープは

がんとは関係ないから大丈夫ですよ」との回答。

あまりにも自信に満ちた受け答えだったので全面的に信頼しました。

(ある意味単純で純粋な自分)

*帰宅後調べてみてこのような記事を確認→胃ポリープ  ・・なるほどナットク

そんなこんなで受診中も会話が出来るほどの負担感で実質3分程度で

無事診断は終了しました。

医療費は保険適用で約4,000円、安心料だと思えば安いものですかね。

のどからの胃カメラでトラウマになっている方へ・・経鼻内視鏡はおススメですよ。 

追記、胃の疑いは晴れましたが以前から問題であった糖尿病の数値(ヘモグロビンA1c)

が急上昇してしまったので、これからは断酒に近い節酒を敢行してゆかねばならなく

なりました。(トホホ)

ということで今後アルコールやスイーツに関するレポは自粛です。(涙)

ここまで読んで下さいましてありがとございます。

来年もよろしくお願いします。

よいお年をお迎えください。


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「まぶしい」と「くしゃみ」の法則 [健康]

名古屋は今年も順調(?)に猛暑の波が押し寄せてきています。

去年名古屋で初めての夏を迎えましたが、噂どおりの暑苦しさで、

猛暑日の日数も桁違いに多かったと記憶しています。

何せ日本一暑い都市として埼玉・熊谷とその地位を分かち合う

岐阜・多治見にも接近している場所なので当然の数値ですかね。

ここ何日かの日差しはとても梅雨の最中とは思えないほどに

強く、またきわめて強烈なまぶしさを放っています。

さて本題。

私は太陽などまぶしいものを見るとくしゃみをしてしまいます。

しかも歳を重ねるとともにその回数も増え、子どものころは大抵

1回で済んでいましたが、今では平均3回くしゃみを発症します。

子どものころは人間の自然な生理現象と認識していたこの行為、

大学生のとき、映画館から外に出て太陽を見た途端「はくしょん」と

やったら当時付き合っていた高校生の相手に「カワイイ」と指摘され、

唖然としました。

このとき初めて「まぶしい→くしゃみ」は誰もが持つ体のメカニズムでは

ないことを知り実に意外だと感じたものです。

その後しばらく何人かにこの現象を聞いて回りましたが、一笑に付される

だけで誰も賛同してくれる人に出会わなかったので、何だか自分の体が

特異体質なのかと考え、どんどん凹んでいってしまいました。

それから30年、先日このテーマを記すためちょっと調べてみたら、WiKiに

「光くしゃみ反射」なる用語できっちり掲載されているではないですか!

私としては「まぶしい→くしゃみ」が30年ぶりに市民権を得たような喜びに

遭遇したような面持ちです。

でもWikiの説明によると「日本人の25%にこの反射がある」の解説は

どう考えても賛同できません。

というのも今までこの反射を持っている方に出会った記憶が無いですし、

今でも私の周りでこの反射を持つ人物を知りません。

Wikiでは優性遺伝と解説がありますが、わが子どもたちにも特段

遺伝していないようですし。(改めて今度聞いてみますが・・)

この記事を読まれた方でご自身やお知り合いでこの反射をお持ちの

方がいらっしゃいましたら教えてください。

「光&くしゃみ倶楽部」として情報交換しましょう」(笑)

 


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献血 [健康]

先日勤め先のビルに日本赤十字社がやって来たので献血に
協力させていただきました。

実は私の場合、英国滞在歴の条件に引っかかり、いつぞや
からか献血が出来なくなっていたのです。

少し詳しく解説しますと、献血を行える条件の1つに
「1980年から1996年に1日以上の英国滞在歴を有していない
者」という項目があります。

私のつたない記憶によりますと、
・’95年ころ英国で狂牛病が大流行したが、以降は対策が徹底
 された、
・一方2005年ころ日本国内で初めて狂牛病患者が発生し、その
患者の英国滞在歴を調べたら、数年レベルでなくわずか数週間ほ
ど(←調べたら24日のようです)だったことから、その件を踏まえ
て1日でも英国滞在した者に対 しての献血が見合わせになった、
 という経緯かと思われます。

私は1982年に1週間ほど英国に渡航したことがあったのですが、
この決定がなされたとき私としては、自分も狂牛病を発症する可
能性があるのか、とえらくショックを受けました。

しかし今年初めに滞在歴1日以上の項目が31日以上に緩和された
ので、晴れて私は献血対象者として復活し、この日を迎えたのです。

ところが前日急な飲み会が入り、結構深酒をしてしまったので、水を
たくさん飲んで酔いを覚まそうと深夜まで起きていたことにより、睡眠
不足で献血を迎えることになってしまいました。

アンケートの項目に前日6時間以上の睡眠をしましたか、の項目で
ちょっと気になりましたが「はい」に回答。

ところが血圧測定でびっくり仰天。
上が170で下が110と言われました。
(先日受けた定期健診では130-85くらいだったのに・・)
ここでドクターストップか、と測定してくれた先生の一言を待ちました
が、健康状態を尋ねられて特に異常はありませんと答えたら難なく
パスとなりました。

さていよいよ献血に入ります。
と、その前に再びアンケート(問診)を受けます。
で、このアンケートに素朴な疑問が・・それは
過去1年以内に
 1.不特定の異性と性的接触をもった。
 2.男性の方:男性と性的接触をもった。
 3.エイズ検査(HIV検査)で陽性と言われた。
 4.麻薬および覚せい剤を注射した。
 5.1〜4に該当する者と性的接触をもった。
とあります。
もちろんこれで「はい」に該当したら献血を受けられないのですが、
じゃあ1年以上経過してたらいいってことかよ、と変に突っ込みたく
なってしまいます。
[追記:私はもちろん潔白ですよ(笑)]

そして献血開始!まず左腕で検査用の採血を受け、その後右腕で
本採血が行われました。
別に左右決まっている訳でもなく私が横になった椅子(献血ルーム
ではなく会社の会議室で行ったのでベッドではない)がたまたま右
腕に本採血用の針が備えられていたからです。

大体所要時間10分くらいで400mlの献血が完了しました。
(因みに私が初めて献血を行ったころは200ml献血でしたが、今は
 体重50Kg以上の人は男女とも400mに応じられるようになってい
 ます)
 
無事献血を終えて新たに発行してもらった「献血カード」を見たら、前回
の献血日時が記録されており、11年前となっていました。
9年前に免疫疾患の病気にかかり、2005年から英国滞在歴の条件で
受けられなくなってしまったのだからやむを得ないブランクなのだなと、
自分の体の健康状態の歴史を振り返り、今こうやって献血することの
できるからだに感謝することを忘れず、4ヶ月後以降はまた献血可能
となるので、協力してゆきたいと感じました。



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1枚の布団に枕が2つ・・「頸椎ヘルニア」その後 [健康]

タイトルでは艶っぽさが伝わってきましょうが、残念!
中高年の病気治療の話ですのでご了承ください。

ブログを開設して1年、自分の過去記事を振り返りま
すと殆ど食べ物関連を取り上げてきたのですが、そん
な中唯一「健康」に関して触れた記事を書きました。

それが自分が発症した経験を記した「頸椎ヘルニア」
でして、実は非常に意外に感じたのですが、私のよう
なちっぽけなブログの中でこの記事がダントツのアク
セス数でした。→http://no14ruggerman.blog.so-net.ne.jp/2010-01-31

世の中、いかに病にさいなまれている人が多いことか
と思った次第です。

そこで今回、頸椎ヘルニアについてもう少し詳しく触れ
てゆくこととします。

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年初の1月下旬に発症し、1カ月半ほど痛みが続いた
後どうにか収まりました。
当時住んでいた高松市ではこの病気で信頼のおける
医療機関を知らなかったため、結局医者にかかること
なく毎日頸椎体操を繰り返し行っているうちに自然と
痛みが遠のいていきました。

           ◇頸椎体操◇
 頸椎を動かさずに、肩を中心とした運動を行うことで、
 頸部周囲筋の血行改善をうながし、筋の緊張を緩和
 する運動です。一つの運動を各5回ずつ1日7回行え
 るよう頑張ってください。

 ①前で手を組んだ状態で
  a)上にあげる
  b)下におろす
 ②頭の後方で手を組んだ状態で
  a)肘を閉じる
  b)胸を張るように肘を開く
 ③両肩をおろした状態で
  a)肩をすくめる
  b)肩をおろす

  a)肩を内から外に回す
  b)肩を外から内に回す
 ④背中の後方で手を組んだ状態で
  a)胸をはる
  b)胸をすくめ肩を前にだす
 ⑤肘をのばし、胸の前に手を組んだ状態で
  a)肩を前方に突き出す
  b)肩を後方に引く
 ⑥肘を軽く曲げ体につけた状態で
  a)腕を外に開く
  b)腕を内に閉じる 
(1/31拙ブログ記事で写真が不鮮明なため説明文だけ再掲しました)

頸椎ヘルニアを発症しているときは、朝起きてから
午前中くらいまではまだましなのですが、午後から
夕方以降になると肩懲りが激しさを増してくるので、
仕事は愚か起きていることさえ辛い状態に陥ります。

そんなとき上記頸椎体操を繰り返し行って、血行の
促進と首のまわりの筋力低下防止に努めました。
過去3回発症し今回が最も長くかかりましたが、あ
まり悲観することなく以前かかった医師からのアド
バイスを忠実に行って、やがて収束を迎えることが
できたのです。

それからもう一つ、当時の医師からアドバイスを受
けたのは「適切な枕で寝る」ということでした。

それは①高さが低い枕 もしくは②抱き枕
で寝るように言われたのです。

抱き枕を勧められたのは、仰向けより横向きに寝た
方がいいとのことからです。

私は「抱き枕」なるもものを知り得なかったので、すぐ
デパートの寝具売り場に行き実物を見てビックリ!

派手なまっピンク色した1メートルはあろうか大きな
楕円の形をしたものしか陳列されてなかったのです。

(内気な私は)店員に問い合わせることも恥ずかしく
なり、あきらめて帰ってしまいました。

やむなく普段使っていたパイプ枕のパイプを2/3
くらい抜いて使っています。

ただしそれは仰向け用として使い、横向きに寝るとき
には通常の枕をその横に用意することにしました。

ということで本日のテーマ=1枚の布団に枕が2つ=
ちょうどおあとがよろしいようで・・・


頚椎ヘルニア [健康]

先日より頚椎椎間板ヘルニアが再発し苦悩しています。
1~2年の間隔で突如発症する厄介な病気です。

最初のこの病気との出会いは今から9年前の後厄のとき
でした。
視力が急激に低下したり、ものがゆがんで見えたりした
ので当初眼科に通いました。
「ちょっと早いけど老眼もある」などと言われ検査を受けまし
たが、そうではない。逆に目が若い(?)から近眼が進行し
ていると言われて、メガネやでメガネを作り直した。そうこう
していたら頭痛や難聴が発生し目も殆ど見えなくなったので
大学病院を紹介してもらい、駆けつけたら「原田病」という
聞いたことも無い病名を告げられ即刻入院を命ぜられました。

この大学病院はがん患者でさえ予約した後何日か待たされて
入院するというのに、眼科の空きベッドがないからと、産婦人科
の個室ベッドに押し込められたくらいだったので「オレは死ぬ
のか」とうろたたものです。
後から分かりましたが、自己免疫疾患を要因とする「原田病」は
一刻も早くステロイド治療を始めないと治癒に時間を要すからと
のことだからでした。

(さて、大変前置きが長くなりましたが)
その入院中に首から背中にかけて激しい痛みや手指のしびれ
が生じ寝ていることもままならぬほどになったので、病院内の
整形外科を訪ねたのです。
下された病名は「頚椎椎間板ヘルニア」でした。
この病名も自分にとってはこのときが初耳でした。
首には頚椎が7個あるそうですが、私の場合5番目の頚椎が
潰れて神経を圧迫しているというものでした。

腰のヘルニアは一般的であまり年齢に関係なく発症しますが、
首のヘルニアは多くは加齢が原因だそうで、40歳を過ぎてから
の発症が多いそうです。
なぜ入院中に発症したのかを自分なりに分析すると、ベッドに
横たわっているのみの生活により筋肉が衰えたことが原因で
はないかと考えます。
(首の周辺の筋肉を鍛えることが予防にもつながるそうです)

その後首や背中の痛みは治まったのですが、4年前に再発して
しまいました。
そのときは最初評判がいいカイロプラクティックに通いました。
カイロは施術後は快適なのですが、2,3日するとまた元の痛みが
生じてくるし治療費も高額なので長続きせず、結局整形外科を
訪れました。
そこでM.R.I検査を初体験しましたが、画像を見た先生から
「第5、6、7頚椎が潰れてしまっている。こりゃ70歳の老人の
首の曲がり方だよ」と言われ、アンチエイジングを自負している
私にとっては大変ショックな言葉でした。
またその前の問診でも「失禁はないですか」と聞かれ、もう若さ
に対しての自分のプライドはずたぼろ状態でした。

で、この病気の治療方法ですが、
①首の牽引
②首まわりの温熱
そして③頚椎体操  となります。
単身用デジカメ 066.jpg
<頚椎体操の説明書>

①②は整形外科の器具を使わなければなりませんが、③はいつ
でもどこでも手軽に自分の意思でできます。

頚椎椎間板ヘルニアは完治させるには手術しかないといわれ
ますが、症状の進行を抑えることは可能だそうです。

せっせと毎日5回この頚椎体操を行って、オシッコをもらすような
ことにならぬよう気を付けます。(笑)



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