【酒遊会】鯛と野菜の天婦羅に抹茶塩をまぶして純米大吟醸酒で食す至福 [グルメ・料理]
先々週のこと、元職場の仲間にとある会合でそれこそ数十年ぶりに会ったのですが、その
仲間は会社を早々に退職して実家の酒店を次いで以降事業を拡大し、現在大活躍中でした。
そしてその彼に本人が企画・運営を行う【酒遊会】なる日本酒を嗜むイベントを案内された
のですが開催場所が池袋と至近距離だったので持ち前の好奇心に火が点いてしまい秒殺での
参加を決め込んだのでした。(糖尿病主治医の苦い表情が浮かびましたがw)
先日そのイベントに参加しまして実際に至福の体験を味わえたので記録に残しておこうと思
います。
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池袋西武百貨店8階のバンケットルームでの催しは平日の午後6時スタート。
定時退社すればちょうど間に合うくらいですがこういう時に限りコントロール不能の残業
事案が舞い込むことが多いので少しオフサイド気味で仕事を切り上げて会場に向かったら
開始30分前の開場と同時に乗り込めて12名の参加者中2番乗りでした。
テーブルに置かれている<メニュー>と本日ふるまわれる日本酒の<解説書>に目を通す
と、6種類のお酒と5種類の料理が紹介されてあります。
しかも料理の製作は<ホテルオークラ>となっています。
細かいことを気にかけずに参加を決断したわけですが早くも期待で胸が高鳴りました。
はじめに常陸杜氏が登場されて本日の日本酒<武勇>について解説して戴きました。
この武勇は蔵元が茨城県結城市なのだそうです。
私は日本酒への造詣があまり深くなく、こと茨城の日本酒というのは殆ど印象に残って
いないので逆に興味を引き寄せられました。
祖先は越後から茨城にやってきたという歴史と日光から流れてくる伏流水を使用している
のでおいしい酒が造れるという部分が印象に残りました。
この後限られた時間で6種類のお酒をたしなむわけですから、解説もほどほどに切り上げ
さっそく乾杯のお酒がシャンパングラスに注がれます。
(ブログに取り上げることを全く想定していなかったため写真を撮り損ねましたw)
1.純米吟醸 なごやか 炭酸割
主催者の元職場仲間が注いでくれたのですが、これがまた上質の白ワインをグラスに注ぐか
の如く見事な手さばきでシャンパングラスへほぼ透明の吟醸酒を注いだ後に私が炭酸水の中
で一推しのウイルキンソン炭酸水で割ってくれます。
味わってみてビックリ!甘いんです、炭酸水のピリリとした辛さが見事にマッチ。
ほとんどアルコールは感じられません。とても上品なおいしさ。
最近外国人、特に白人の間で日本酒の炭酸割りが流行っているという情報を耳にしまし
たがこれは確かにヒットする味覚だと感じました。
2.前菜盛り合わせと武勇特別純米 山田錦 小川酵母仕込み
乾杯で飲んだスパークリング日本酒が衝撃的に美味しかったので料理の記録をしておこう
という気が湧いて(いつも通り)稚拙な画像ですがご参照ください。
そしてこの和食と一緒に飲む酒は兵庫県産山田錦に茨城県伝統の小川酵母を合わせた特別
純米酒です。最初に飲んだ甘くてマイルドな<なごやか>とは真逆のキレある味わい。
3.ガンバス~香草ガーリック炒め~とBuyu Cycle
和食洋食の波状攻撃、ニンニク大好き人間なので料理が美味しい美味しい!
対する日本酒は昨年誕生のラベルデザインがジブリ作品を手掛けた先生によるもので話題
を振りまいた一品。味はすでに3杯目にして酔いがまわり解説困難に陥るw
4.スペアリブ パセリパン粉付けフォンドボーソースとBuyu Cycle sparklinng
肉は柔らかくたれがたっぷりと浸み込まれていて超美味。そしてお酒はこれまた私好みの
濁り酒ですね。シュバシュバ感も楽しめます。
5.糸より鯛と4種の野菜の天婦羅~抹茶塩とともに~と
純米大吟醸山田錦小川酵母仕込み
いよいよお酒もお料理も真打ち登場です。抹茶塩をまぶした天婦羅を純米大吟醸で戴くと
いう体験は初めてのものでしてとにかく舌も頭も混乱してお酒の味がわからなくなってき
つつあります・・・
6.冷稲庭風うどんと純米吟醸ひたち錦生酛
締めラーメンならぬ冷しうどんには純米吟醸酒です。と言っても6種めとなると素人
かつ普段日本酒を飲みなれていない者にとってはもう解説不能。
ということであっという間に予定の時間が参りましてお開きとなりました。
いやあそれにしてもお酒も料理も非常に美味しく味わうことができて大満足のイベン
ト参加となりました。
今後頭に刻んでおくこととします。茨城の銘酒/武勇