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【旧・中野刑務所表門】赤煉瓦遺構 [地域]

ここのところのコロナ禍第3波でご多分に漏れずコロナ太りと化して苦慮しています。
いっぽう先日テレビのトピックスで美しい赤煉瓦の構築物<旧・中野刑務所表門>が
<中野区/平和の森公園>内に保存されていることを報道していたのを観て、先般の
明治村聖ヨハネ教会の芸術的赤煉瓦建築を見学して以来自身の赤煉瓦ウォッチング熱
が再燃したこともあり俄然この目で現物を見てみたい衝動にかられてしまったのです。
そんなときちょうどこの日は夕方高円寺まで出向く予定が入っていたのでその道中に
ある<平和の森公園>へ徒歩で向かえばダイエットと煉瓦ウォッチングを兼ねること
となり一石三鳥だ、と自画自賛のひらめきで我が家を出発しました。
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スタートしてからおおよそ1時間、順調に平和の森公園へ到着しました。
しかし公園内をぐるぐると巡るも目指す建物が見当たらず、待ち合わせ時間がじわ
じわと迫ってきたため少し焦りを感じつつも、公園内というか公園から道を一本
隔てた南側でようやく目指す建物に行き当たりました。
それにしても工事中の柵に閉ざされているとは全く考えていなかったため、稚拙
ながらもせっかく撮影した被写体に邪魔な影が写っているので身勝手な撮り鉄の
ような心境に陥ってしまいましたw
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金網が写り込まないように苦労して金網の隙間から撮影しました。
殺伐とした刑務所表門の前にススキのワンポイントが微笑ましいです。
(狙って撮ったわけではありません)
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もうちょっと拡大してみます。門周りのアーチ状に並べられた煉瓦の部分に
着目するとその色合いとの兼ね合いに惹きつけられてしまいます。
いっぽう並列に並べられている部分に目をやるとイギリス積みであることが
窺えますが大正年代初期の竣工なので合点が行きました。
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屋根の下側部分の一部煉瓦が斜めに配列されているのはどうしてなんだろう。
機能面からかそれとも芸術を追求したものなのか・・
それにしてももっともっと接近して鑑賞したいなあ、金網にさえぎられているの
で刻印探しもままなりません。
いっそのこと金網を乗り越えて建物の反対側も鑑賞したいという衝動にかられま
したがそんなことをしたら建物が建物だけにお縄をちょうだいの挙げ句この表門
をくぐらされることになりかねないのでそこはグッと堪えました。
ちなみに<中野刑務所>は戦前のいわゆる政治犯としての〔治安維持法〕に抵触
した収監者が多かったそうです。
ということで一石三丁となった赤煉瓦見学は自分にとって大変有意義なものでした。
(尤も高円寺にたどり着いた後は暴飲暴食だったのでダイエット効果は帳消し)
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さてこの日は<平和の森公園>へ向かう途中にもう一か所気になるスポットがあり
実際立ち寄ってきたのでその画像も掲載します。
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<東京飲料株式会社>
拙ブログ「<中野サイダー>・・・」で取り上げた<中野サイダー>(正式商品名=
<ラムネ屋さんのサイダー>)の製造工場です。
ユニークで魅力的な商品を製造しているイメージに反して意外と地味でこじんまりと
した建物だなあ、という印象です。
そしてその建物の前には無造作に並べられたドラム缶が数本、なんかとても昭和チック
な匂いが充満していて嬉しくなりました。
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ナニコレ珍百景天然JIJI版。
上から見ても下から見ても横から見ても鉄道の信号機に見えるのですが線路は
見当たりません。
平和の森公園から高円寺に向かう途中で出会いました。
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ツリーハウス発見、でも登り方がわかりません。
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本年も残すところあと1日となりました。
コロナに振り回された1年ですが特に春先の志村けんさんの衝撃的な死去に
始まりこの年末には羽田雄一郎国会議員の急死とワタシ自身糖尿病・高脂血症
高血圧の薬を服用している身にとってはあまりにもショックな出来事でした。
これでは外出・外食がとてつもなく恐怖に感じ引きこもりとなってしまいます。
しかし気を持ち直してくよくよ考えすぎず明るく前向きにやってゆきたいと
考えます。
本年も大変お世話になりましてありがとうございました。
引き続き来年もよろしくお願いいたします。
(と、ここまできて気が付いたのですが本記事でちょうど300回めを数えます。
この処月一回未満ペースでのずぼら更新でありながらここまでこられたのも皆
さまからのniceや コメントの賜物です。引き続きご愛顧願えましたら幸いです。)

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