ホーメイ(喉歌)ライブに行ってきました [音楽]
先日ホーメイ(喉歌)のライブを聴いてきました。
この動画は7月23日・新宿のライブハウス「ピットイン」にて行われたものですが、
私はこの翌日の「トッパンホール」(飯田橋)での公演を聴きに行ったのです。
ホーメイを披露するのは「フーンフールトゥ」というロシア連邦トゥバ共和国から
やってきた4人組のグループで、ホーメイ以外でも民族楽器を用いた演奏が大変
ふるっており聴きごたえがありました。
動画はリーダー格である<カイガルオール・ホバリグ氏>がソロでホーメイを披露
しているシーンで、また隣に映っているのはグループメンバーではなく、MCを務めた
巻上公一氏です。
巻上氏といえばテクノポップ(この用語をご存じな方は多分アラフィフのおじさん
です・・と思ったら最近「Perfume」でリバイバルヒットしているとのこと。
であれば「きゃりーぱみゅぱみゅ」の曲調などもまさにテクノポップですね)として
一世を風靡した「ヒカシュー」のリーダーであり、私はこの巻上氏と「ヒカシュー」
の30年来のファンなのです。
そしてテクノポップといえばイエローマジックオーケストラ(=Y.M.O)の代名詞とも
言える音楽のジャンルとして有名ですが、当時テクノポップを標榜して活躍した
アーチストたちもY.M.Oをはじめ程なくして雨散霧消してゆくなか、「ヒカシュー」
だけは何と今でも健在であり活動中なのです。
しかし巻上氏本人はテクノポップを演奏し続けてきただけではなく、90年代に
「フーンフールトゥ」が来日されたとき、ホーメイと出逢って以来その喉声に魅了され、
自身による研究を重ねホーメイアーチストとして進化を遂げられたのです。
さて、カイガルオール・ホバリグ氏ソロのホーメイですらご覧の通りかなりの迫力
ですが、4人で披露するホーメイの合唱は荘厳そのものです。
私にはなぜだか修行僧が唱えるお経の大合唱のように聞こえてきました。
異空間の世界のなかにも東洋人としてのDNAが反応するのか、なぜか郷愁のような
懐かしさを感じて、とても和やかなときを過ごすことができました。
なおこの「フーンフールトゥ」はこの日の翌日から始まったビッグイベント「フジ
ロックフェスティバル」に参加されたそうです。
こんなグループも参加される、「フジロックフェス・・」自分も来年は聴きに
行ってみようかな。
ホーメイのタイトルから、巻上君が出てくるかなと思いました。
彼やヒカシューの井上君とは
10代のころ、東京キッドブラザースで一緒に活動していました。
井上君は今、湯河原の幼稚園の園長さんをしています。
ゴジラの作曲家、伊福部昭の研究者でもあります。
巻上君は当時からいろんなことをやってましたね。
火の付いたたばこを食べてしまうとか。
CMのナレーションをやってもらったこともありました。
ホーメイは、私もお経のような印象を持っています。
by cafelamama (2014-08-09 18:20)
cafelamamaさんnice!&コメありがとうございます。
巻上公一氏や井上誠氏を「君」呼ばわりされるとは
尊敬を通り越して崇拝します!!!
ヒカシューが発刊した「ぼく、こんなにおバカさん」なる本が
あったので読み返してみました。
すると井上氏が練馬の一軒家を巻上氏などと一緒に住んでいた
ことが書かれていて、そこに「日芸で映画やってる奴と
写真やってる奴が来ちゃって・・」というくだりを発見。
これ、もしやcafelamamaさんのことでは・・・
by NO14Ruggerman (2014-08-10 00:01)