【クラフトコーラ】伊良(いよし)コーラ総本店が新宿/下落合にオープン [グルメ・料理]
およそ1年近く前になりますが新ジャンルの飲料【クラフトコーラ】の記事を
このときに紹介した店舗は青山のファーマーズマーケットにキッチンカーによる
出店販売形式によるものでしたが、このたび2月28日固定店舗がオープンの運び
となったのです。
しかもその場所はわが街<新宿区/下落合>です。
前記事でも触れてますが、手作りで行われる作業はオーナーである[コーラ小林
さん]の祖父がかつて漢方薬品の工房として作業されていた場所である下落合駅の
裏手(住所は高田馬場)にある建物で行われているのです。
そこが店舗販売ができるように改装されて開業にこぎつけられたものです。
シックというかかなり地味なつくり。
だいたい下落合駅が天下の大都心新宿駅から僅か3Kmほどの場所に位置するに
もかかわらず駅前商店は数件のみと言う牧歌的な環境なわけですが、さらにその
裏手に当たりしかも神田川沿いでまわりに店舗は見当たらない場所なのでこれぐ
らいのデザインで調和されているのかも知れません。
ネットの情報などから華麗さを想定して初めて訪れる方など店の前を素通りして
しまうのではないか、とひとごとながら心配になりましたw
さて中を見渡すと、工房はガラス張りで製造工程が見学できるようになって
います。
作業をされているのはコーラ小林さんご本人でしょうか・・
商品の受け渡しカウンター。
大流行中のタピオカやさんともちょっと違う雰囲気。
壁面には調合に使うスパイスがずらりと並んでいてさながら理科の実験
室を連想してしまいます。
販売員のおねえさんが慎重に調合。
コーラにミルクを注いでくれています。
メニューは<クラフトコーラ>と<ミルクコーラ>の2種類がありました
ので両方オーダーしてみました。
≪クラフトコーラ≫
底にシロップが溜まっているのでよくかき混ぜてから飲むのがポイント。
≪ミルクコーラ≫
初チャレンジです。自分の味覚にとって吉か凶か・・
はたしてこの冒険は『大吉』でした。
元来ワタシは大の牛乳好きなので、甘くて濃厚なミルクテイストと、ジンジャー
やナツメグなどのスパイシーさがケンカすることなく見事に調和されて自分に
とっては今まで経験したことの無い好みの味覚でした。
以上の2アイテムにプラスして持ち帰り用にシロップが1200円/100ml
で販売されてたので購入。
後日炭酸を自分で調達し、これにレモンスライスを加えて飲んでみることに
しました。
そうそう、以前sakamonoさんの記事で、ジンジャーエールはもっとも辛い
とされるウイルキンソンと銘柄を指定されていたことを思い出して炭酸もウイ
ルキンソンと銘柄指定で購入。
どうせなら、ウイルキンソンのジンジャーエールで割ってみたらどうなる
だろうと思いつき、思いついたらどうしても試してみたくなる性分なので
<成城石井>へ出かけてゲットしました。
ということで両方飲み比べてみた結果・・
やはり炭酸割りの方が美味でした。
ジンジャー割りは両方の味が主張してどっちつかずの味覚。
それからもうひとつ
店舗で飲んだものを真似て牛乳で割ってみたところ・・・
これは新発見、かなりいけます。
店舗で飲んだクオリティには届かぬものの、自分の嗜好にマッチした新たな
清涼飲料水として楽しみが一つ増えた感じです。
ただし、小市民にとってはそうそう頻繁に手が出せるお値段ではないのが
玉に瑕ですねえ。
すべて手作りで行っているので仕方がないのでしょうが、クオリティを維持され
つつ大量生産の術をはやく見い出して価格がせめて現在の半分くらいまで抑えら
れれば爆発的にヒットする予感がします。
そしてはやくその日がやってくることを切に願います。
★シロップ+炭酸、ジンジャーエール、牛乳で作った飲料それぞれの画像も撮り
ましたがとてもアップするような出来映えではないため割愛させて戴きました。
ご了承ください。
★2020年3月18日20時 追記
読売新聞夕刊3面記事コラム欄《しあわせ小箱》3月18日(月)〜「神様の贈り物」と題して3月20日現在第3話まで連載されていますのでぜひご参照ください。